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2023-02

くまもり 務台顧問が衆議院予算委員会第三分科会で日本のクマの現状に言及!

2月20日、くまもり顧問の務台俊介議員が、衆議院予算委員会第三分科会で日本のクマの現状について質疑をされました。

「残念ながらクマが里に出てくると多くの人が怖がって射殺されてしまう。”射殺するのではなく、追い返す”そいういう取り組みをしてほしい」と熱く訴えてくださいました。

https://youtu.be/8bl2TzRr8Q8

2月14日 とよくんまだまだ冬ごもり中!

 

2月14日、雪がちらつく中、ボランティアさんが

豊能町の高代寺にとよくんの安否確認に行ってくださいました。

 

とよくんはボランティアさんたちに気づき、こちらを向いてくれました。

「まだ起きないよ」と言わんばかりの表情です。

今年もとよくんの冬ごもりは、お彼岸頃まで続きそうです。

【開催中止】再生可能エネルギー問題の解決に向けた4省庁・議員・国民の公開シンポジウム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、再エネ問題解決に必要な法改正は何か 
~国土保全・生態保全・住民の命と健康を守る~

 

■詳細■ ※開催は中止になりました

日時:2023年3月15日(水)午後2時半~5時
場所:衆議院第二議員会館 多目的会議室  定員150名
地域住民と再エネ事業者との紛争が各地で噴出し、住民から悲鳴が上がっています。昨年4月、政府は「再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会」を立ち上げ、再エネに関する“横串での対応不足”を解消するため、経済産業省、農林水産省、国土交通省、環境省の4省庁が合同で、地域と共生する再生可能エネルギーの導入となるために何が必要か、環境・安全・防災・廃棄などについて検討を重ね、昨年10月に、法制度の改正を含めた今後の取り組みについての提言を公表しました。
今大会では4省庁から、太陽光発電事業や風力発電事業に対する制度改正検討状況の説明を受け、国会議員や地方議員、有識者、地元住民や団体から、質問や意見を述べます。会場からの質疑もお受けします。議員連盟からの提言の説明もあります。皆様、どうぞ、ふるってご参加ください!
問合せ:全国再エネ問題連絡会事務局(日本熊森協会内)
    電話:0798-22-4190

箕面自由学園幼稚園で楽しくくまもり環境教育

1月30日、大阪府箕面市にある箕面自由学園幼稚園で、くまもり環境教育を行いました!

園児の数はなんと90人!

今回はツキノワグマの「ツッキン」とお姉さんの対話を聞きながら、クマってどんな生き物なんだろう?クマたちの棲んでいるところはどんなところかな?と一緒に考えてもらいながら、森と野生動物の関りを知り、動物の視点でも物事を考えてみる、という授業を行いました。

なかなかこれだけの人数の子どもたちを前にお話をする機会がなかったので、前日からどうなるのかなとドキドキしておりました。しかし、行ってみてびっくり、皆さん本当にお利口さんで、お話を聞く時は静かになり、発表するときはたくさんお話をしてくれました。

ツッキンが「お腹すいたなぁ」と言うと「(ホワイトボードに貼ってある)魚を食べさせてあげてよ!」という声が方々から上がり、優しい児童たちにツッキンも喜んで魚を食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

集中してお話を聞く園児たち

 

 

 

 

 

 

 

 

元気に手を挙げて発言する児童たち

 

お話の途中で、ツキノワグマの親子の紙芝居「どんぐりのもりをまもって」を上演しました。

子供たちは紙芝居の中のクマたちと一緒に「あれなんだろう?」と言ったり、「そっち行っちゃだめだよ」と声をかけるなど、夢中になって参加してくれました。

おかげでとても楽しく授業することができました。

みなさんありがとうございました。

 

 

くまもりではいつでもどこでも、環境教育や講演に出向きます。

うちでもやってほしいなと思われた方、ぜひご一報ください!

 

 

 

 

クマなどの野生動物たちと友達だったウクライナ人女性にインタビュー

1月26日木曜日、熊森本部職員羽田と池田は、栃木県那須塩原市の道の駅で、ウクライナ人の環境活動家であるタライダさんにインタビューしました。

 

タライダさんはウクライナにいた時、クマやオオカミなどの野生動物たちと友達でした。

タライダさんは数年前に来日されて、今、那須塩原市でチーズ工房を起業中です。

 

ウクライナの野生動物たちと人間の関係について質問してみました。

ウクライナにいた時のタライダさんと友達の野生グマ

 

羽田:ウクライナではクマに対して国民はどのように接していますか?

 

タライダさん:クマをペットとして飼育する基準はイヌと同じようなものです。普段首輪も鎖もつけません。もし日本の方がウクライナに来られた際にはカルチャーショックがあるかもしれません。ウクライナではペットのクマが人間と一緒に電車に乗っています。大きくて座れないから廊下に立っていて、その横を人が移動していきます。

 

羽田:日本ではとても信じられない光景です。ウクライナの人はみな動物が好きなのでしょうか?

 

タライダさん:一般の人は動物に優しくて暖かい人が多いです。貧しくても個人的に保護してキツネやクマやタカを飼っています。

 

羽田:ウクライナに野生動物を保護する機関はありますか?

 

タライダさん:ウクライナでは貧富の差が激しいうえに、汚職が多くて保護機関は存在しません。保護団体があったとしてもお金で崩れてしまうと思います。

 

森林の違法伐採が当たり前のように行われて、植林されずにほったらかしなので、保護林どころか森林そのものがあまり残っていません。森の多くが砂漠のようになってしまいました。国立公園でさえ伐採が行われ、法はあっても監視体制が整備されていないのが現状です。

最初私は植林活動をしていましたが、ブルドーザーによって一日でひっくり返されるなど埒が明かないので、保全のために自分で土地を買いました。20haの広さで湿地帯と湖があります。

 

羽田:違法に侵入してくる人はいないんですか?

 

タライダさん:動物たちに侵入者を追い出すように教えてあるんです。違法に入るとクマやオオカミが襲い掛かります。ロシアとの戦争が始まってからは、避難民は襲わないようにと教えました。また湿地帯なのでブルドーザーは入れません。

ウクライナには現在500頭くらいしか野生のクマがいないといわれています。森が消失して、棲みかがなくなってしまっているからです。人間の家にやってくるので、心優しい人が食べ物を分けてあげています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インタビューを終えて 道の駅の前で 左から池田、タライダさん、羽田

 

 

熊森から

この日のインタビューをそのうちまとめて会報に掲載し、会員の皆さんに読んでいただくつもりです。お楽しみに。(羽田)

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