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2023-03

青山繁晴参議院議員が、「緑の回廊」を巨大風車に提供しないよう国会で質問

2023年3月17日 参議院経済産業委員会

(以下、発言要旨文責は、熊森)7m37s

 

 

青山繁晴参議院議員

一般にはあまり知られていないと思うんですが、日本には野生動物が動くルートを確保するために林野庁が定めた「緑の回廊」が国有林内にあります。そこに、大型の巨大風車を設置して良しという林野庁課長レベルの通達が(令和3年3月31日)に出ています。(この件)、国会審議が行われていないですよね。

例えば宮城の奥羽山脈の尾根筋には、150基です。尾根筋というのは一番大事な部分なんですよ。このような自然破壊を助長するようなことに対して、西村大臣のお考えをお聞きします。

 

西村経済産業大臣

現在、認定済みの事業の中に、緑の回廊の活用を求めるものが4件あります。事業者が環境影響評価手続を行い、適切な環境配慮措置を講じているかを林野庁は確認した上で、当該区域のその貸し付けを行うということとされております。

現時点では、緑の回廊の再エネ事業への貸し付け許可が出た案件はまだありません。国有林野法などの関係法令に基づく手続状況をしっかりと把握した上で、厳格に対応していきたいというふうに考えております。

 

青山繁晴参議院議員

(西村大臣の答弁から)おかしなことの前には経産省が立ちはだかるというふうに理解しましたので、そこは正しくお願いしたいと思います。

 

熊森から

熊森は、広大な森林伐採を伴う再エネ事業から森を守るために、日々、奔走しています。

今回、国会で尾根筋に巨大風車を並べる風力発電事業の問題点が明らかにされたので、今後は、このような事業は推進しにくくなってくると思います。

青山議員、質問していただきありがとうございました!

くまもり顧問 和田先生が 衆議院予算委員会第七分科会 で 再エネ開発について質疑

 

2月21日 衆議院予算委員会第七分科会にてくまもり顧問 和田有一朗先生が再生可能エネルギーによる開発に関する質問をしてくださいました。

特に島の1/4がメガソーラーに埋め尽くされる長崎県の離島「宇久島」の再エネ開発問題を取り上げてくださいました。

 

「やはり違反行為があれば取り締まりや指導を厳格に、認定を取り消すということもしっかりとやっていただきたいと思う。協定書が出来ていないということは大きな問題だと思う。監督官庁としてはしっかり働きかけてほしい。」

 

くまもり青森県支部が活動スタート! ! 豊かで美しい青森の森を次世代へ

奥羽山脈の北端 八甲田山に最大150基(事業者は現在は半数にすると言っています)の風力発電を建設する計画がある青森県で、
熊森会員による支部活動がスタートしました。
豊かな自然がたくさん残っている青森県ですが、豊かな森を大規模に破壊する風力発電計画が次々と出てくることを受けて、」
危機感をもった会員が集まりました。
3月11日、青森県支部の初会合があり、本部から室谷会長もオンラインで参加しました。
「青森の豊かな自然が大好きだ、私たちの世代で壊してはいけないと思い動こうと思った」
「人は自然の一部のはずなのに、おかしな方向へ行ってしまっていることに強い危機感がある」
「これだけ大規模な自然破壊をつきつけられて、いくら青森県民だって黙っていられない。私たちらしい、青森らしい、声のあげ方があるのではないか」
熱い思いを持って、集まってくださったみなさんに感激です。さっそく、勉強会を行い、今後の動き方も相談しました。
1人の力には限界はあっても、みんなで集まり、声をあげ、知恵を出して動いて行くことで、変えられることがあります。
たくさんの方々と、協力して、青森県で、豊かな森を守ってという大きな声を作って来ましょう。
青森県支部長 石戸谷滋より】
3月11日、会員12名が参加して、青森県支部の最初の集まりがあり、支部が正式に発足しました。
まずは、「みちのく風力発電」の白紙撤回を求めて、会員たちの力を結集して運動を進めて参ります。
フィード

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