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11月29日(土) 森再生活動 宍粟市波賀町 沢沿いのスギ人工林 間伐

この現場での間伐作業は今年最後となるので、

山の神様に今年一年間、無事故で作業できた

ことの感謝を伝え、間伐等の整備により、豊か

な森が再生することを祈念し、作業に入りました。

自然に対する畏敬の念、感謝の気持ち忘れず

に最後まで気を引きしめていきたいと思います。

 

 

 

前日に雨が降ったため、沢の水量が増えてい

ました。チェンソー等の重い荷物を持って沢を

渡るのは危険なので、間伐した杉の丸太を使って

簡単な足場を作りました。

 

 

細い丸太でも多くの水分を含んでいるので、見た目

よりもかなり重たいです。

慎重に丸太を運びました。

 

 

 

 

切った木が他の立木にかかり、途中で止まって

いる「かかり木」の状態。この「かかり木」の処理

はとても危険で林業の現場でも事故が多発して

います。正しい知識と技術で処理をしないと死亡

事故につながります。

この日は林業経験者が指導にあたっていたので、

無事に処理することができました。

 

 

①伐倒方向を決め、受け口の切り込み。

この「受け口」をうまく作れないと倒したい方向

に倒れません。

水平切りと斜め切りを合わせるのが難しいです。

 

 

 

②伐倒方向の確認。

少しのずれが、危険な「かかり木」を発生

させてしまいます。伐倒方と合うまで向きを

修正します。

 

 

 

③最後、追い口を切り進めます。

反対側が見えないので、切りすぎないように

確認しながら少しずつ刃を進めます。

 

 

 

 

無事に伐倒完了!

一呼吸置いてから枝払い、玉切り作業に

入ります。

みんな太めの木も手際よく伐倒することが

できるようになってきました。

 

 

作業終了後、参加者全員で写真撮影。

お疲れ様でした!

 

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