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大阪豊能誤捕獲グマ① 専門家の手で山に返してやってください

6月19日(木)午前、大阪府豊能郡豊能町で、イノシシ罠にツキノワグマの若いオスが誤って捕獲されたというニュースがくまもりに入ってきました。

 

誤捕獲ですから、法律では直ちにその場で放獣しなければなりませんが、くまもりが一報を得てまず思ったのは、大阪にはクマは生息していないし、大阪でクマが捕獲されたこともないので、大阪の担当者たちがけがをしたら大変だということです。

 

そこで、くまもりとしては、すぐに大阪府庁の担当者に電話をして、クマ放獣の専門家を紹介しました。

 

捕獲場所で放すことが無理なら、移動して、直ちに山へ帰れるように放してやってくださいとお願いしました。捕獲されたクマは、人間が住む場所の怖さを知り、山の中へとんで帰るという話を何度か聞いています。クマの方向感覚は、まるで地図や磁石を持っているのかと思うぐらい正確だという話も、専門家から聞いています。

職員のお仕事その3

6月29日(日)が第3回日本奥山学会の開催日です。

奥山学会とは、奥山の環境に関する研究をしている研究者が集まって、動植物と森林の保全について話し合おうという集まりです。

 

兵庫県西宮市にある関西学院大学法科大学院で13時より開催します。プログラムはhttp://kumamori.org/をご覧ください。

聴講希望者は、上記日本奥山学会のホームページからお申し込みください!事前申し込みが必要です。

 

 

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このような学会の準備をしたり、発表内容を学会誌に編集して発行したりすることも、職員の仕事です。

写真は、当日の垂れ幕を点検している職員のNさんです。

 

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大阪豊能町誤捕獲グマ④ 狭いドラム缶檻に閉じ込められて8日目 いったん出して保護を

くまもりはこれまで一貫して、このクマを山に返すことを訴えてきましたが、ドラム缶檻内に9日目となった今、いったん休すです。

とにかく有害駆除用の箱罠でも何でもいいので、一度、このクマを狭いドラム缶檻から出してやってください。立てる所に移してやってください。きちんと食料も与えてください。お願いします。

小さな穴が少しあいているだけで、四方八方全てふさがっています。これでは、呼吸すら困難ではないでしょうか。

この状態では、もはや、今さら放してやっても、このクマには、遠くまで逃げる力が失われているでしょう。明らかに、動物虐待です。命を守るには、もっと迅速なプレーが必要です。

以下、読売新聞6月27日記事に掲載されていた、このクマが入れられているドラム缶檻の全景写真です。こんなところに大きな生き物を8日間も閉じ込めているなんて、もう、信じられません。

ドラム缶檻

6月15日 (自然農) 田植え

6月15日は、やや曇りがちの田植え日和でした。

田植えをすると、やっと稲つくりだなと実感できます。しかしながら、しんどい作業です。

これからの苗にとっては水位調整が肝心です、田植えをしながら水位の動きを見守ります。

田植えとは、苗の移植です。大きくなった苗を、苗床から取り出します。

ちょっとの間、苗の皆さん、我慢してくださいね。

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アドバイザーが、苗床から苗の取り出し方を説明する。「根を切らないように、鍬をつかってとりだして下さい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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苗の植え方を説明するアドバイザー。「苗を深すぎず、浅すぎず、植えて下さいね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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横に並んで、決められた位置に植えて行きます。2チームで植えていきました。写真は、Bチームの皆さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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作付縄を張って目印のところへ植えていきます。この姿勢がつらいです。ストレッチしながら進みます。

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上の田に移ってラストスパートで植えました・・もう余力なしです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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天晴、全部植えました。苗は刈った草の中にあります。自然農の田植えは、見慣れた田んぼの田植えと、全く違っていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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田の隣に水たまり池があります。モリアオカエルの卵塊があちこちに・・・びっくりです。でもこれが普通らしいです。

6月14日 (自然農) 水の引き込みと畦づくり

今回は、1泊2日の自然農です。

6月14日は、翌日の15日に田植えができるように、田を整えました。

ここでの自然農の稲作りは水稲ですので、水の管理が大事です。

この日の作業内容は、

①山の水を田に引き込み、水位を調整します。

②水を守る畦を作ります。畦の草を刈り、泥をこねて、しっかりと塗っていきます。

③ 田の草を刈って地面に置いておきます。

以下、写真をご覧ください。

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山の水を田に引き込みます。

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水が巡るまで苗の成長を・・・大きくなったね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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畦つくりです。なかなか難しい。泥が柔かい。水が多すぎたとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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畦つくりの次は、草刈です。ちょっとしんどい。

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本日の作業は終了。余力を残してお泊りへ。

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地元の温泉の後、古民家にお邪魔しました。自然農への熱い想いを語り合いました。明日の田植えの余力は・・・?

 

 

会報80号発送中

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本日から、6月30日発行のくまもり通信80号の発送が始まっています。現在、6月23日月曜日10時から夕方までの発送ボランティアを募っています。お時間のとれる会員さんは、電話1本の上、本部事務所まで駆けつけてください。

(6月10日)滋賀県の小学校4年生に環境教育!

滋賀県支部の環境教育に、お手伝いに行ってきました。

滋賀県では、県内の小学校4年生を対象とした

体験的な森林環境学習「やまのこ」という事業に取り組んでいます。

今回は草津市のある小学校から、「やまのこ」の体験学習に向けた、

事前学習のご依頼をいただきました。

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入口にはウェルカムボードが!
あったかい気持ちになりました☆

実施したのは、人工林と自然の森の違いや動物の大切さを

子どもたちと一緒に考えていくプログラム「森と人間」です。

使用させていただいただいたのは、スギでできたお部屋。 今回の環境教育にはもってこいでした。

使用させていただいたのは、スギでできたお部屋。
今回の環境教育にはもってこいでした♪

滋賀県での環境教育ということで、

滋賀県支部支部長の村上さんにインタビューしました。

子どもたちは、村上さんの臨場感あふれるお話しに、

真剣に耳を傾けていました。

身体全体で説明する村上支部長

身体全体で説明する村上支部長。
子どもたちは熱心にメモを取っています。

 

こちらの小学校は、環境学習に力を入れているだけあって、

子どもたちの感想も一歩進んでいました。

質問コーナーでは、「滋賀県には自然の森と人工林が

それぞれどれくらいあるの?」等、地元の自然に興味津々!

未来の自然保護を担う子どもたちが、滋賀でたくさん生まれていくように感じました。

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滋賀県支部の皆さんと本部スタッフで記念撮影☆

今回の環境教育で、くまもり環境教育チームは

たくさんのことを学ばせていただきました。

滋賀県支部はフィールド活動に熱心に取り組んできましたが、

今後は環境教育にも力を入れていこうと、頑張っています。

環境教育に興味ある方、是非一緒に活動しましょう!(SY)

 

 

 

6月14日いきもり 千種町でヒノキ伐採

兵庫のクマ生息地である宍粟市で、以前から地元の方に頼まれていたヒノキ人工林の無料伐採を行ってきました。
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近くにある電線の方に倒れないように、チルホールというワイヤーで木を倒れる方向に引っ張りながら伐ります。
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その後、枝払いをします。
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払った枝はチップシュレッダーという粉砕機で粉砕してウッドチップにします。
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チップシュレッダーの使用説明を受けているところ

 

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枝を機械に入れると軽トラックの上にチップが積まれていきます

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こうして出来た木々の粉は、遊歩道に敷き詰めるそうです。   伐った木は、道まで運び出して売るそうです。 最後に記念撮影。

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このあと、村の人たちが作った立派な炭焼き釜を見せて頂きました。

 

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本日はヒノキ12本を伐採しました。枝払いなどの後処理が大変でしたが 村の人も満足してくださり良かったです。 この後いきもりメンバー6名のうち2名は合宿の為豊岡市へ向いました。 (college23)

6月15日いきもり 植樹地の支柱鳥居の設置

本日は5月31日に開催された但東町植樹会で植樹したカキの大苗の支柱鳥居の取り付けを行いました。

 

合宿メンバーと合流し現場へ向います。今日も、動物の棲める森を復元しにいきます。
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大苗を支柱鳥居で補強していきます。
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シカ除け網を閉じ、ペグを打って完成です。
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集合写真
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木陰のない炎天下の中頑張って下さり有難うございました。

帰りに車で走行中、目の前の路上を小鹿が横切りじっと
こちらを見ていました。久しぶりにいきもりに参加された
メンバーも満足されていました。

しばらくこちらの様子を伺っていた小鹿

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(college23)

 

6月8日③モリアオガエルの卵

対岸のあちこちの木々の枝に、モリアオガエルの卵がたくさん産み付けられていました。(対岸の木々に付いている白い塊)

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土砂が池にせり出してきているのが気になります。池の周りを人工林にする前は、周りは広葉樹林で、こんなことは起きなかったのだそうです。どうして人工林にするとこんなことになるのか、地元の人から詳しい経過報告を聞き、納得しました。

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山の崩れが止まってきたので、池の水がなくなった時期に、もう一度、土砂を取り除けば今後はもう大丈夫だと思うと、長年三重の山を見続けてきた方々が教えてくださいました。

 

池の周り、360℃、見渡す限りすべてトラスト地です。

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山頂から3分の1ぐらいの所に見えるのが崩れです。

 

 

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