くまもりHOMEへ

くまもりNews

6月8日② オタマジャクシの天の川

池のふちに黒い線が引かれており、キラキラ輝いていました。

s-IMGP0873

 

そばへ行ってみてびっくり。オタマジャクシの塊でした。さっそく、オタマジャクシの天の川と名付けられました。

s-IMGP0876

 

池のまわりはイタドリの大草原です。シカはイタドリが好物と聞いていますが、食べていないところを見ると、もうシカはほとんどいないのでしょうか。草の中では小さな茶色のカエルがいっぱい飛び跳ねており、何度も踏んでしまいそうになりました。

 

IMG_4290

 

池の周りをはじめ、トラスト地内の人工林約30ヘクタールは、いずれ広葉樹の自然林に戻していく予定です。

6月8日①三重県大台町池ノ谷

NPO法人奥山保全トラス トが所有する池ノ谷を訪れました。

日本一の清流宮川の水が初めて湧きだすところが、池ノ谷です。

途中の宮川では、アユ釣りの人が川に入って友釣りをされていました。

s-IMG_4250

 

 

池ノ谷に着くと、3年前の大雨で崩れた国道の復旧作業が終わっていました。コンクリートを使わずに、石をかごに入れたものを積み上げる工法でした。

ここを通過してしばらく行くと、道路の復旧がまだのところが出てきます。車の通行は無理なので、車から降りてみんなで歩きました。

s-IMG_0047

 

 

池の入り口にある桑の木には実がびっしりと付いていましたが、まだ小さくて実は熟してもいませんでした。(平地では、今ちょうど実は食べごろです)

池に行くと、今年も、透明度100%のきれいな泉ができていました。いつ見ても絵葉書のように美しい風景です。

s-IMGP0852

 

スコット・シュネル准教授ご訪問

アメリカのアイオワ大学准教授であるスコット・シュネルさんが、

日本の熊の状況について知りたいと熊森本部を訪問して下

さいました。熊森を知ったのは、熊森のホームページの英語

版をアメリカで読んだからだそうです。

 

IMGP0910

熊森が撮影した熊の動画を見るスコットさん。

 

スコットさんは人類学博士であり日本民俗学を専門としており
日本語も堪能です。
お話の中でスコットさんは農村部の出身ですが、現在都市部に
住む者として農村と都市に存在する対立の橋渡しをしたいと
語っておられました。日本にも同じ様な問題が存在するので
はないかときかれていました。

 

IMGP0914

 

最後に熊森スタッフと記念撮影

 

スコットさん!ご訪問有難うございました。

(college23)

 

看板出してま~す☆

IMGP0901IMGP0899IMGP0898 日本熊森協会では、事務所の入り口に近々行うイベントの看板を出しています。手作り感満載です。雨の時は入れるようにしてますが、たまに手遅れに、、、。今は6月29日の日本奥山学会(http://okuyama-society.org/) と、8月3日の原生林ツアーの参加者を募集中です!

職員のお仕事その2

熊森協会は、奥山の環境に関する環境教育活動を行っています。

 

毎年8月には、岡山県西粟倉村にある若杉天然林へ貸し切りバスで「天然林ツアー」を実施しています。

阪急西宮北口駅前を出発して、たつの動物園に立ち寄りツキノワグマと対面。

次に道中の人工林(杉またはヒノキ)を見学して、人工林の林床の植生を観察。

最後に涼しい若杉原生林に行き、のんびり歩きながら人工林と原生林の違いを学びます。

職員は、参加者のサポートやガイドが仕事です。

 

下見に行って、植物や動物、そして昆虫などについて事前に学習しますが、一般の参加者の方にわかりやすく奥山の動植物と環境について説明できることが職員に求められる資質です。

s-IMG_4416

昨年の原生林ツアーで観察したヒキガエル

 

今年の原生林ツアーは

8月3日(日)

阪急西宮北口駅南側集合:午前7時30分、解散午後7時30分ごろ

申し込みは7月26日(金)本部まで電話・ファックスまたはメールでお申込みください。

Tel:0798-22-4190,Fax:0798-22-4196,mail:contact@kumamori.org

参加費は大学生以上3500円、中高生3000円、小学生2500円です。

定員30名です。奮ってご参加ください。

当日参加者の方を案内するユースリーダーも募集しています。

tsy

6月15日特殊伐採

以前から、日陰になるから切ってほしいとお願いされていた杉の木を伐採しました。

 

本来は民家のそばにある木を切っても動物のエサ場作りにはならないのですが、地元でお世話になっているので感謝の気持ちを込めて伐採させていただきました。

IMG_3083

2014.2.23の風景

上の写真は雪の時期の写真ですが、杉の木のまわりに電線や金網フェンスなどの人工物があり、一歩間違えると人工物を壊してしまうので、非常に難しい特殊な伐採です。

IMG_4433

2014.6.15当日の風景

木を間違いなく山側に倒すために、木に登って枝を打って木の高い位置にロープを掛けてきます。

DSC_0266

上の写真で木の枝を打っているところまで登っています。

IMG_4437

しっかり安全帯もつけて登ります。

IMG_4435

この足の裏についている金属の爪を木に食い込ませながら登ります。

今回お手伝いしてくれたもんきちさんの映像です。

http://youtu.be/3bZ5qQveBes

DSC_0268

伐採後の林床

 

特殊伐採は一日に伐れる本数が限られています。

本当はもっと切りやすい場所をバッサバッサ伐りたいのですが、久しぶりだったので楽しかったです。

 

(iedy)

明日は間伐!

明日と明後日は久しぶりの間伐2連チャンです。

IMG_4393

 

13日の金曜日だからではありませんが、気合いを入れて今日はチェンソーのメンテナンスをしました。

IMG_4394

 

チェンソーも毎日使うわけではありませんが、気づいたときにはまめに掃除してあげます。

歯に木くずがたくさん詰まっているのできれいにするとすっきりします。

地味にストレス解消になります(笑)

IMG_4397

 

事務所は町中にあるので、チェンソーのエンジンをかけると苦情がきちゃうので明日のお楽しみ。

現在、会報作りが追い込みに入っているので事務所は毎晩遅くまで仕事をしていますが、明日と明後日は豊岡事務所で自然農&いきもりの合同合宿なのでおもいっきり楽しんできます!

今日は満月がきれいですね。

(iedy)

 

職員のお仕事その1

くまもり通信を年に4回発行し、全国の会員様へ送付しています。

 

24ページの冊子を発行するため、3か月おきにくまもりの活動を執筆して記事にすることが職員の仕事の一つです。また原稿を全国から集めることが編集担当者の仕事なのですが、締め切りぎりぎりまで原稿が届かず担当者がやきもきすることもしばしば。

 

くまもり職員は全員が記事の執筆をします。文章力とパソコン力が要求される職場です。

原稿が集まったら、記事の編集・レイアウト・画像の処理、そして封筒づめ・発送と、フィールド活動や環境教育などと並行して、およそ1カ月にわたる作業が続きます。封筒づめと発送には多くの会員さんがボランティアで協力してくださいますがそれでも3日間かかります。

これが自然保護団体の仕事かと思うほど、最近はパソコンの前に座っている時間が長い(笑)私は編集担当なので当たり前か!

 

編集にはMicrosoft Publisher、画像処理にはGIMP2、動画の編集にはEDIUSなど様々なソフトの使い方を勉強しました。間伐や植樹の方法だけでなく、レイアウトや画像処理までできるようになるのがくまもりの職員です。

 

s-IMGP0905

写真はレイアウト作業をしている職員のSさんです。
彼女はフォトショ使いで特技は折り紙です。

(tsy)

トチノキの苗木

これから熊森協会職員が日々の感動を皆さんにお伝えしていきます。

昨年山に植えたトチノキが芽出していたので、事務所で観察するために1本鉢に入れて持って帰りました。大きくなったら山に帰します。

IMG_4392

 

少し事務所が明るくなった気がします。

IMG_4389

 

トチノキの鉢に何やら黄色い幼虫が!

IMG_4391

 

どこから入ってきたのか分かりませんが、事務所の裏の茂みに放虫しました。

何の幼虫でしょうかー?

(iedy)

6月12日【速報】滋賀県長浜市のトチノキ巨木の伐採阻止を求め、 滋賀県知事に緊急要請

昨年、日本熊森協会は、滋賀県朽木(くつき)で伐採の危機にあったトチノキ等の巨木トラストをしましたが、今度は滋賀県長浜市木之本町でトチノキ巨木林30本程度が買い付けされ伐採予定との情報が入り、本日、滋賀県知事へ伐採阻止を求めた緊急要望書を地元の会とともに提出しました。

IMG_4369

滋賀県知事へ申し入れ

伐採予定地は、琵琶湖の源流にありトチノキの巨木の他、小流域全体がブナ、ミズナラ、シデなど多様な落葉広葉樹林となっており、貴重な水源地であり、クマをはじめとする多種多様な野生動物の棲みかとなっている場所です。

IMG_4380

記者会見

今後、日本熊森協会では、滋賀県支部を中心に地元の会と連携をしながら伐採を止めるため自治体や地元に働きかけを行っていく予定です。

日本の巨木林はほとんど伐りつくされてしまい、天然の巨木の価格が高騰しているため希少価値の高い天然林がブローカーに狙われています。

滋賀県では、巨木伐採に関する動きをつかみやすい状況ができていますが、このような動きは氷山の一角で、全国各地で人知れず巨木が伐採されているのではないかと危惧しています。

 

希少な水源地の巨木伐採を止めるための有効な法的規制はなく、伐採を止めるのはとても難しいのですが、日本熊森協会は、今、まさに伐採の危機にある滋賀県木之本町の巨木林を守るために全力を尽くすとともに、巨木売買の実態に迫り、希少な天然林を守る制度の提言にも力を入れたいと考えています。

●滋賀県木之本町の巨木伐採に関する新聞記事

5月29日朝日新聞

6月10日産経新聞 

滋賀県知事への要望書

現地の地図

 

日本熊森協会 副会長 室谷悠子

日本熊森協会 滋賀県支部長 村上美和子

フィード

Return to page top