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カテゴリー「くまもりNEWS」の記事一覧

6月17日 本部自然農 田植え

耕さず、有機肥料も農薬も使わず、草や虫と共存する、本部自然農5年目の田植えです。

どうしたら収量が増えるかなど、まだまだ試行錯誤中です。

田植えには、20名の塾生が参加しました。

①畦の草刈りをしてから溝に水を引き畦塗りのための泥を作ります。

 

 

②畦塗り  ここをしっかりやっておかないと、田んぼの水が漏れて、米作りに失敗します。

 

③田んぼの草を刈り、一本植えで苗を植えていきます。草は刈るだけ。抜いて命を奪うことはしません。

 

④一本植えにするのは、強く育ってたくさん分けつできるようにするためです。

 

 

⑤取水口と排水口の板の高さを調節し、田は、深さ1cmぐらいの水がかぶるようにします。後は十分な日照と、山から湧き出た沢水の滋養分で、すくすくと稲が育ちます。

うまく育ちますようにと祈りながら、皆で記念撮影をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界のクマサンクチュアリ情報 ⑮

日本をクマと人が共存できる国に戻すためには、人がクマという動物のすばらしさを理解できる場がなければなりません。そのためには、日本にもクマサンクチュアリが必要です。

クマサンクチュアリは、国民がアニマルライト(動物の権利)や動物福祉について学べる貴重な場になるだけではなく、人々の癒しの場にもなり、林間学校や修学旅行生の訪問地の一つに加えられて学校教育にも活用されるでしょう。もちろん観光地としても脚光を浴びることでしょう。

世界に広がるクマサンクチュアリ  The Bear Sanctuary

ブルガリア、ドイツ、カンボジア、カナダ、中国、ベトナム、エクアドル、ギリシア、オランダ、ハンガリー、マレーシア、インド、インドネシア、パキスタン、ルーマニア、アメリカ

日本にもクマサンクチュアリを造りたいというのは、熊森の悲願です。これまで土地探し、行政交渉などに動いてきた経緯はありますが、力不足でまだ実現しておりません。八幡平クマ牧場に残されたクマ数が多すぎるので、1頭でも2頭でも大切に飼っていただけるところにもらっていただき、もし最後まで残されたクマがあれば、八幡平で日本初のクマサンクチュアリを実現していただきたいというお願いを、本日、以下の方々宛てに出しました。

内閣総理大臣様、環境大臣様、秋田県知事様、秋田県議会議長様、鹿角市長様、鹿角市議会議長様

<参考資料> クマサンクチュアリにご関心のある方は、以下のサイトをご覧ください。

image of the bear sanctuary text

Bears Sanctuary

Bear Sanctuaries Around the World

There are a number of bear sanctuaries helping to rescue and care for bears around the world. Some are included below. More links will be added to this page as information is gathered:

お手伝いください!会報72号発送ボランティア募集

くまもりスタッフのみなさま

いつもお世話になっています。梅雨らしい毎日がつづいていますが、いかがお過ごしでしょうか。

今年2回目の会報が、週明けの9日に届くことになりました。宛名シール貼り、封入等の作業で大忙しになります。どうかご都合のつく方は手伝いに来てください!! みなさまお忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。

作業日程:

7月9日(月)~12日(木)の4日間
毎日9時~20時

場所:
くまもり本部事務所 3階

7月21日くまもり会員のつどい(芦屋市、西宮市)

同じ、夢、志を持つもの同士、集まって語り合いませんか。ご家族、お友達などもお誘いください。会場設営の関係で、ご参加いただける方は、720日(金)までに本部事務所までお知らせください。お待ちしています。

ホームページからのお申込みはこちら↓
http://kumamori.org/contact/

日程:2012年7月21日(土)
参加費:無料

①芦屋市 10時から12時
場所:芦屋市民会館(芦屋市業平町8番24号) 201室

②西宮市 14時から16時
場所:西田公園(西宮市西田町6) 会議室

秋田県が運営継続方法検討…八幡平クマ牧場死亡事故

当協会は、残されたクマたちを保護飼育する一方、殺処分を避ける方向で動き始められた秋田県に、大拍手を送ります。

 

昨日の、県議会福祉環境委員会での議論のようすは、感動です。動物にやさしい社会は、人間にもやさしい社会になるのですよね。

 

当協会が6月初めに立ち上げた「八幡平クマ牧場クマ基金」は、現在197万円集まっています。もっともっと集めて、クマたちの命を救おうと動いてくださる秋田県に全部送ろうと思います。いろんな団体が、基金を立ち上げて寄附金を集め、みんなで秋田県に送りましょう。

 

以下、読売新聞(2012年6月27日 ) です。

鹿角市の「秋田八幡平クマ牧場」(廃業)でヒグマに襲われて女性従業員2人が死亡した事故で、県は26日、同牧場に残るクマ27頭の殺処分を回避 するため、県による牧場の運営や、NPO法人、各種公社などへの運営譲渡の可能性を探ることを明らかにした。県議会福祉環境委員会で、委員から殺処分を避 けるよう求める声が相次いだことから、県生活環境部幹部が方針を示した。

同委では、クマの譲渡先が確保できない場合、県が最終的な殺処分もやむを得ないとしていることに対し、委員から「現在の社会風潮では秋田のイメー ジ(を守る観点)からも許されない」「薬殺すれば観光キャンペーンなど吹っ飛んでしまう」など、批判や再考を求める声が相次いだ。

また、業務上過失致死容疑で逮捕された元経営者の長崎貞之進容疑者(68)に飼育継続の意思がないことから、殺処分を避けるため、「第三者を探す か、県で経営しないと対応できない」「NPO法人などが指定管理者で運営するなど、(経営を)時限立法的にお願いするしかない」との意見が出た。

これに対し、県生活環境部の山田芳浩部長は「薬殺がイメージダウンになるのは同感。1頭でも多く救うため、10月より早い段階で(委員の意見を) 検討したい」と返答し、県費による飼育期限としている10月末までに、クマ舎など施設の改修費や、運営継続に必要な人件費などの算定、他団体への運営譲渡 の可能性などを検討するという。

山田部長は同委終了後、取材に対し、「最後までクマの生きる道を探していく。安楽死を防ぐため、様々な観点から調査、検討し、できるだけ早期に委員会で報告したい」と述べた。

佐竹知事は先月21日の記者会見で、「(犬猫は)行政がいつまでも飼えず、費用もかかるので殺処分になる。それと似たようなものだ」と述べ、クマ の譲渡先が確保できない場合、殺処分する可能性を示唆。今月11日の会見では「世界中の専門家の意見を踏まえて検討したい」と述べ、有識者の意見を踏まえ て最終的に判断する考えを示した。

(2012年6月27日  読売新聞)

愛知県が、今年から県内でクマ放獣を開始  5月に豊根で2頭実施

愛 知県は平成23年度に、「ツキノワグマに関する専門家会議」を立ち上げられ、これまで殺処分一辺倒だったクマ対応を、保護の視点も入れたものに変えてい くことになりました。さっそく、今年5月、捕獲された2頭を、殺処分にせず放獣してくださいました。本当にうれしいです。ありがとうございました。他県か ら入ってきたクマではないかということでした。

 

(いきさつ)2010年、愛知県で残り数頭といわれていたツキノワグマが全部罠にかかり、殺処分またはクマ牧場送りにされました。当協会は放獣を強く主張しましたが聞き入れられませんでした。そのため、2011年、大村知事さんとお会いし、殺処分ではなく、防除の強化。やむおえず捕獲した時は、奥地放獣をお願いし、その方向に変革していくという約束をいただきました。約束通り保護対策をとりいれて下さった大村秀章知事に感謝します。

 

これからは、野生鳥獣との共存を本気で考えていかないと、人類は滅びます。(下の写真は、2011年に大村秀章知事さんと懇談させていただいた時の写真です。渡している紙は、当協会が作成した要望書です)

 

 

秋田県佐竹知事、八幡平クマについて六月県議会で説明(平成24年6月15日)

秋田八幡平クマ牧場への対応について申し上げます。
事故発生後、県では、地元住民の不安解消を図るとともに、動物愛護の観点から給餌状況を確認するため、緊急措置として職員を派遣するなどの対応を行って まいりましたが、今月4日からは非常勤職員3名を雇用し、県職員の獣医師の立会のもと、給餌や施設の点検などの安全対策を講じているところであります。こ うした中で、去る9日に経営者が逮捕され、施設を管理する者が不在となりましたが、当面、職員を派遣するなど、安全対策を継続してまいります。
一方、残された27頭のクマについては、国内のクマ牧場や動物園に対し、受入れをお願いしていたところ、3ヶ所の動物園から受入れの意向が示されたほ か、12日には、北秋田市長から阿仁熊牧場においてツキノワグマ6頭を受け入れることが表明されたところであり、深く感謝を申し上げます。

今後、移送などに係る具体的な協議を進めるとともに、1頭でも多く引き受けていただけるよう働きかけてまいります。
なお、今般のクマ牧場を巡る問題については、2名の尊い人命が失われたという重い事実がある一方で、動物愛護のあり方という世界的な課題などから、高い 関心が注がれている状況にあります。こうした中にあって、残されたクマについては、本来、経営者が責任を負うべきものでありますが、現実の問題として、行 政においても一定の関わりを持たざるを得ない状況にあり、今後の対応については、様々な観点から慎重な検討が必要になるものと考えております。

4月24日 本部4月度 太郎と花子のファンクラブ 

獣舎のおそうじが終わってから、給餌。花子はまだ冬眠中。太郎が大好物のイチゴをたいらげました。

<初参加4名の感想>

・ ここのクマたちは命は助けられたが、本当にこれで良かったんだろうか。ここから出して、広大な大地を思い切り走らせてやりたいと思った。このようなクマたちが今後出ないように、奥山にクマたちの棲める森を早く復元してやりたい。

・ 大きなクマさんが、あげたブドウを一粒一粒ちぎって食べているのを見ていると、何と繊細で器用な動物なんだろう。きっと知能も高いんだろうなと思った。キウイも大好物だが、かぶりついたりせずに、爪で割ってお上品に食べていく。これは意外で、びっくりした。

はじめまして太郎君、花子ちゃん     

(参加者の感想より)

柵の中にいる野生動物を見るのは辛くて、
今まで太郎と花子のファンクラブに参加したことがありませんでした。
思い切って、今回初めての参加です。

3月25日、きょうの参加者は11名、みんなで手分けしてお掃除をしました。故東山省三先生の、クマの立場に立って工夫に工夫を重ねられた獣舎は、予想に反してまったく臭いがしません。動物園などとは違って、広くて明るく見晴らしの良い遊び場と、食事部屋と寝室があります。

初参加の大学生たち3名が、プールもピカピカに磨いてくれました。

花子はイチゴに誘われて一度だけ出てきてくれましたが、
すぐに寝室に戻ってしまいました。
まだ冬ごもりをしていたいようです。

太郎はお気に入りの丸太にもたれて何を考えているのでしょうか。

今日はまだ雪がチラチラしています。
でも獣舎のまわりには蕗のとうがたくさん
咲いてました。もうすぐ春が来ますよ。

太郎も花子も好物の食べ物をいっぱいもらって、
会員の人達とのふれあいや愛情を受けて、
ゆったりと暮らしているので安心しました。
会員の皆さんも、ぜひ、どんどんと
太郎君と花子ちゃんに会いに来てください。

★会報71号発送ボランティア募集

本部事務所近隣の
会員のみなさまへ

日に日に春めいてまいりますが、みなさまお元気ですか。
さて、「くまもり通信」第71号が出来上がり、全国への発送作業がまもなく始まります。

いつもながら大部数ですので、一人でも多くの方に、力をお貸し頂けたらと願っています。
可能な範囲のお時間で構いませんので、ぜひお手伝いください。

☆☆☆
場所:くまもり本部事務所(兵庫県西宮市)
日程★3月12日(月)、14日(水)、15日(木)、16日(金)
(※13日(火)は発送作業はありません。)
いずれも午前10時~夜20時の間の、可能な時間帯でお願いいたします。
☆☆☆
お手伝いいただける方は、本部事務所までご連絡ください。

どうぞよろしくお願いします!

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