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くまもりNews

教科書に載せてでも全国民に読んでもらいたい 原発事故被災者のみなさんに配って真実を伝えたい

「原発がどんなものか知って欲しい」
97年に亡くなられた原発建設現場監督だった平井憲夫氏の文(全文)
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

大手マスコミには出ない福島原発事故問題

くまもりは自然保護団体として、福島原発事故現場から出続けている放射能や放射性物質に、連日、危機感でいっぱいです。取り返しのつかない自然破壊です。会員の方たちから、原発被災者の皆さんや国民の皆さんに、くまもりブログで紹介してあげてほしいといういろいろな情報が次々と入ってきています。

1,
●ジャーナリストの広瀬隆さん関係のサイトです。

破局は避けられるか――福島原発事故の真相
http://diamond.jp/articles/-/11514

2,京都大学の小出裕章先生
170分近いものですが素晴らしいです。

http://www.ustream.tv/recorded/13552530

3,
「体内被曝」について/
「福島原発事故 メディア報道のあり方」を問う
(朝日ニュースター「ニュースの深層」3/17)
http://bit.ly/dU1RJU
または
http://www.youtube.com/view_play_list?p=24F6C45377042D50

東北の皆さん、命を大切にして!

福島県出身の安積遊歩さん(くまもり顧問)が、3月26日夜8時過ぎ本部事務所を訪れてくださり、国内の原発を全て停止するようにと約90分間、切々と訴えられました。残っていた十数人のスタッフや会員が真剣に聞き入り、心を大きく動かされました。原発を推進してきた政府、東京電力、原子力安全委員会、原子力保安院、専門家、大手マスコミ等々・・・・かれらの発表の嘘とごまかし。いかに日本国民が、原発や放射能について本当のことを知らされていないかが改めてわかり、愕然としました。実態を知れば知るほど、驚愕します。

遊歩さんが放射能や原子力について勉強され始めたきっかけは、生まれつき障害があったため、医者たちの研究材料にされ、子ども時代に2000枚ものレントゲンを撮られたという悲しい過去があるからです。こんなに放射能を浴びて大丈夫なんだろうか。遊歩さんは放射能の勉強を始められます。福島原発を止めてほしい。万一のことがあったらと、ずっと心配されてきました。今回不安が的中しました。東京在住の遊歩さんですが、今回の大事故を見て、ただちに危険を察知し、行政決断よりもいち早く、ふるさとの全市町村に、「すぐに住民を避難させるように」と必死で電話をかけ続けられました。

強い放射能が出ている原子炉付近での冷却作業は、知識のない作業員ではなく、「原発は安全です」と言い続けてきた専門家の偉い先生方にやってもらうべきではないか。専門家の方が、処理作業もはかどるし、専門家としての勉強にもなるのではないかという声が熊森からでました。

震災以降、どうして私たちは地震も津波も収まったのに、家に帰れず不便な避難所生活を続けねばならないのかなどと東北県人が考え始めないようにか、やたらと街中「がんばろう」のプロパガンダ一色に染められています。人間、お上に従順でじっと我慢しているだけでは世の中良くならないのではないか、子供たちを守れないのではないかという疑問を、熊森は遊歩さんぶつけてみました。

「わたしは誰よりも知っている。東北人は、底抜けのお人好しなの。がまんするばかりで、怒ることを知らない。あきらめているのかもしれない。でも、命を大事にしてほしいの。命より大切なものってないのよ。」福島県人を思うあまり、最後、遊歩さんは泣きそうになって、東北県人に訴えておられました。

熊森は、こんな大事故が起きたのだから(いまだに夢を見ているようです)、原発推進派の人たちも、国も、きっと原子力エネルギーを使わない方向に、今後、方向転換していかれるだろうと思います。

マスメディアのみなさんからの当協会取材受付条件

2011年9月22日改訂

1、現象だけでなく、原因も報道してください。
2、これからどうしていけばいいのか、解決法にもふれてください。

高知県支部 結成会 4月2日(土) 13:00~

日本熊森協会では、四国4県初となる高知支部を結成することにいたしました。日程は下記のとおりです。当日は、天気が良ければ、近くの山林の実状見学も行おうと思っています。

会員の皆様も、そうではない方も、ぜひお気軽にご参加ください。
山や森、野生動物に興味のある皆様のご参加をお待ちしております。

高知県支部 結成会
【日時】 2011年4月2日(土) 13:00~16:00頃まで
【場所】 本山町プラチナセンター ふれあいホール1
〒781-36 高知県長岡郡本山町本山569-1
TEL (0887) 76-2084 FAX (0887) 76-2078

参加を予定される方は、人数把握のため、
kumamori.kochi@gmail.com
までメールを頂けましたら大変幸いです。

3/25 岡山県のクマ生息地訪問

岡山県のクマ生息地、勝田郡を訪ねました。去年の山の実りのありえないような大凶作のあと、クマたちが生き残れたのかどうか心配でした。地元では、今年の春はこぐまを見かけないということです。母グマが栄養不足のため受精卵を流してしまい、出産出来なかったのだろうと思われます。

3月30日 「森林法の一部を改正する法律案」衆議院農林水産委員会にて可決

福島原発事故対処と統一地方選挙で大変なときですが、国会では3月30日の9時から衆議院農林水産委員会が開かれ、「森林法の一部を改正する法律案」が可決されました。可決された修正案では、自民党が主張していた「重要な山林を地方公共団体が公有地化する措置に対して国は財政支援をすること」といった項目などが入りました。

本日の審議を見ていて熊森が残念に思うのは、熊森があれだけお願いし続けたのに、農林水産委員会の国会議員の方々は、やはりどこまでも日本の山を林業用地としてしか捉えておられないことです。

今回の法改正には、一部の林業経営者の方々の意見は反映されましたが、残された自然の森をいかに守るか、大荒廃しているスギ・ヒノキの放置人工林で林業不向きな場所をいかにして野生動物たちがすめる本来の自然植生の森へと樹種転換をしていくのかといった、奥山保全・再生の観点での質問がまったくありませんでした。生きられなくなっている野生動物や山崩れなどの災害が多発して悲鳴を上げている地元の人たちの叫びは、まったく反映されませんでした。

農林水産分野のすべての「業」は、豊かな森があって、川があって、海があって初めて成り立ちます。林野庁は「採算のとれる林業の促進のみ」という経済中心主義の考え方から1日も早く脱却して、林業すべきところではし、林業をすべきではないところでは自然の森の保全・再生をすすめていってほしいものです。

これではいけない。今後、熊森をもっともっと大きくしていかねばならないと、改めて決意しました。

農林水産委員会の様子は3月31日以降、
下記URLからご覧になれます。
衆議院TV http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

「森と生きる」-日本熊森協会が「むすび(2011年4月号)」に紹介されました

「むすび」(2011年4月号) 熊森特集「森と生きる」正食協会発行の雑誌「むすび(2011年4月号)」が、日本熊森協会・森山まり子会長の最近の講演を中心とした15ページにわたる「森と生きる」を特集して下さいました。

「持続可能な文明への転換めざす」日本熊森協会の活動を紹介するすばらしい内容です。会員のみなさん、ぜひお読みください。1冊570円。

購入を希望される方はこちらへ

・水源の森を買取り永久保全

・奥山再生を目指し、放置人工林を強度間伐

・豊かな植生を戻すための広葉樹の植樹

・そして豊かな森の存続には欠かせない野生動物の保護活動

・自然農 ・環境教育、等々

地元農家や林家をはじめ、様々な方達と信頼し合い連携しながら現地で進めているくまもりの先進的な実践活動が見事にまとめられています。

「先祖への感謝、未来への責任、生きとし生けるものへの畏敬の念 これなくして日本の国はない」顧問の安田喜憲先生の言葉が、読む者の胸を打ちます。

是非ご一読ください。

本部 太郎と花子のファンクラブ

太郎(22才)と花子(21才)。山田さんやくまもり和歌山会員らにお世話してもらって、元気にしています。3月27日に、本部今年3回目の太郎と花子のお世話に行ってきました。まずはサバの水煮をもらった太郎くん。最後の一滴までほおばります。

そしてまだまだお眠な花ちゃんです。(右側を頭にして、丸ぁるくうずくまっています。)

ちょっと目が覚めて、外の様子をうかがいます。少しだけ出てきて、わたしたちにフーッというびっくりするような大きな息を吹っかけ、冬ごもり室にもどってしまいました。

1月2月のあまりの寒さに、水が凍ったのでしょう。太郎君の水飲み用のブリキのバケツが壊れてしまいました。新しいバケツと交換しました。

今回は6人でお世話に行ってきました。たまたま現地に遊びに来てくれた地元の女の子3人も、太郎と花子、そしてちーちゃんとふれあい、楽しいひと時を一緒に過ごしてくれました。初めて参加して下さった会員の皆さんは、楽しかった、また来たいと大喜びでした。

福島第一原発事故で避難されている皆様へ

熊森は、少しでも何かみなさんの力になれないだろうかと、いつも考えています。

6歳のときにチェルノブイリの原発事故で被災されたナターシャ・グジーさんが、日本語で歌う

「いつも何度でも」

是非お聞きください。

http://www.youtube.com/watch?v=ry_WACFd8Ds

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