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カテゴリー「くまもりNEWS」の記事一覧

5月20日午後1時、東京地裁前にお集まりください リニア認可取り消し求め提訴

可能な方は、ぜひ、東京地裁前にご集合ください

提訴日 2016年5月20日(金)     

午後1時  東京地裁前集合     

午後1時半 提訴     記者会見(司法記者クラブ)     

午後3時  参議院議員会館B105会議室にて、訴訟スタート集会  

夕刻    品川駅港南口でリニア認可取り消しを街頭で訴えます

 

国民は、熊本地震から何を学んだか。

リニアなんていらない。国土破壊、国土弱体化の最たるものです。

提訴によって、運動が少し大きくなってきました。

市民の力で、さらに大問題にしていきましょう。

子や孫のため!全生物のため!

 

2016年5月12日(木) 以下、ヤフーニュースより

リニア反対の住民ら、5月20日提訴へ 認可取り消し求める

2027年に東京―名古屋間で開業を予定しているリニア中央新幹線について、反対する沿線7都県の住民ら約740人が、国を相手取り、JR東海の計画を認可した処分の取り消しを求める訴訟を20日に東京地裁に起こす。原告団が12日、東京都内で会見して明らかにした。

 

原告は沿線の居住者や、土地や家などを持つ人ら。弁護団の説明では、JR東海が公表している工事計画の環境影響評価について、自然環境破壊や騒音、振動などについての調査や評価が不十分で、「認可の要件を欠き、環境影響評価法に違反する」などと主張していく。

 

弁護団共同代表の関島保雄弁護士は、「トンネル掘削で出る東京ドーム50杯分とも言われる土の行き場さえ決まっていない。それ以外でも河川が枯れたり、景観が破壊されたりするなど、膨大な被害が起きることが予想され、訴訟で問題点を問いたい」と話した。

 


			

5月8日(日)アースデイはまでらこうえん出店!大阪府内外の多くの方々に熊森活動を伝える

会場は大阪府堺市の浜寺公園。大阪府や和歌山県の方たちが来てくださっていました。

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会場はたくさんの人の熱気であふれていた

 

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ブース外観:たくさんの方々の目につくよう、外観を華やかにしました

 

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ブース内部(多くの写真パネル、森再生の必要性を図で表したものを展示)

多くの方がくまもりブースに来てくださいました。

「日本の山奥は荒廃し、動物が棲めなくなっています。山から出て来ると、有害獣として撃ち殺されていきます。森を復元し、人と野生動物が共存できる社会を作りませんか」

熊森でしか伝えられないことを、伝えました。

竹山修身堺市長も、くまもりのブースにもお立ち寄りくださりました。

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日本の山が大荒廃。くまもりスタッフの説明を真剣に聞いてくださった市長さん

 

熊森本部は5月13日(金)~15日(日)、今度は大阪の万博公園にて開催されるロハスフェスタに出展します。

多くの方にくまもりの本気の活動を知っていただき、仲間を増やしたい。その一心です。

【本部クマ保全】岩手県で、子連れの母熊による人身事故発生。要注意。

4月25日岩手日報webニュースより

 クマに襲われ3人重軽傷 西和賀の仙人山

24日午前10時40分ごろ、北上市と西和賀町にまたがる仙人山(882メートル)で登山者3人が子連れの母熊にかまれたり爪で引っかかれるなどして重軽傷を負った。

現地は、7合目付近の尾根でささやぶがあ るブナ林。北上市は広報車で周辺集落に熊出没を知らせるとと もに25日に登山口に注意喚起の看板を設置する。西和賀町では、5月末まで春グマ狩り中。

 

 

5月9日岩手日報webニュースより

 クマに襲われ男性負傷 岩泉、山菜採り中に

岩泉署と岩泉消防署によると、5月8日、子連れの母熊が午後0時半ごろ、1人で山菜採りをしていた男性を2メートルほど突き飛ばした後、頭や顔面をひっかいた。男性は自力で下山し親類に連絡した。

岩泉町では6日にも龍泉洞付近で子グマが目撃されており、同署や同町はパトロールや広報などで警戒を呼び掛けている。

 

(熊森から)

お怪我をされた方に、お見舞い申し上げます。岩手県自然保護課に問い合わせたところ、どちらの事件も、山奥の国有林で発生したものとのことで、捕獲罠はかけていないそうです。

 

この時期の親子連れの母熊は、子熊(2月生まれ)を守ろうと、大変神経質になっています。クマの生息地に入られる方は、クマ鈴やラジオなど音が出るものをご持参いただき、人間が山に入ってきたことをクマに確実に伝えて下さるようお願いします。そうすれば、クマの方から人を避けます。

 

 

4月23日(土) ツキノワグマ「とよ」保護飼育1周年記念イベント

当日は、うれしいことに快晴。春らしくさわやかな1日でした。

参加者は親子25名。内、半数は、「とよ」に会うのが初めての方々です。

まず、最初に、とよの観察。

動き回る「とよ」の姿に、皆、興味津々です。

「とよ」がびっくりしないように、静かに観察しました。

 

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プールが大好きな「とよ」

 

続いて、木の香りがする紙粘土で、「とよ」像作り。

子どもたちは、一生懸命取り組んでくれました。

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お昼からは、紙芝居「とよちゃんものがたり」を上演です。

とよがイノシシ罠に誤捕獲されてから、高代寺で飼われるまでのいきさつを、

とよ目線で描いたお話です。

みんな、最後まで静かに聞いてくれました。

 

続いて、一周年セレモニーの開催です。

 

最初の計画では、保護飼育1周年の元野生グマ「とよ」が元気に育っていることを、みんなで祝い合う会にしようと思っていました。しかし、熊本地震で亡くなられた方々や被災された方々のことを思うと、とても祝賀気分になどなれません。

 

まず、熊本地震で亡くなられた方に、黙祷を捧げました。

 

この後、森山会長、お寺の副住職さん、「とよ」のお世話に通ってくださっている近隣の会員から、あいさつやお話がありました。

いよいよお待ちかね、紙粘土作品の表彰式です

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こぐま賞(高代寺賞)

他の作品も、皆、個性あふれる素敵な作品ばかりで、選考は困難を極めました。

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「とよ」の存在を通して、日本最大の野生動物であるクマに敬意を持ち、慣れ親しむ人が増えてほしいです。

そして、祖先がしてきたように、たくさんの野生動物たちに手を合わせ、共に暮らそうとする国民が増えてくれることを願っています。

参加してくださったみなさん、準備してくださったみなさん、取材に来てくださったテレビ局のみなさん、ありがとうございました。

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【くまもり本部】アースデイ、ロハスフェスタに出店します!

くまもり本部は、5月に、私たちの自然保護に対する熱い思いを、より多くの方々に伝えるために、下記の3つの環境イベントへ出店します。お近くの皆さん、是非ご来場ください。

★アースデイ神戸【5月4日(水)5日(木)】

場所:みなとのもり公園(兵庫県神戸市中央区小野浜町)

アクセス:ポートライナー貿易センター駅より徒歩5分

開催時間4日:11時~17時 5日:10時~16時

入場無料

リンク:http://earthdaykobe.com/

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※クリックすると拡大されます

 

★アースデイはまでらこうえん【5月8日(日)】

場所:浜寺公園(大阪府堺市西区)

アクセス:南海本線浜寺公園駅、阪堺電車浜寺駅前駅より徒歩すぐ

開催時間:10時~16時

入場無料

リンク:https://earthdayhamadera.wordpress.com/

hamadera

※クリックすると拡大されます

 

★ロハスフェスタ【5月13日(金)~15日(日)】

場所:万博記念公園(大阪府吹田市千里)

アクセス:大阪モノレール万博記念公園駅より徒歩すぐ

入場料:350円(小学生以下無料)※別途公園入園料(大人250円・小中学生70円)

リンク:http://osakaspring.lohasfesta.jp/

 

内容

ワークショップ:木工工作体験(参加費:¥500)、くまもり紙芝居の上演

展示:クイズパネル、くまもり活動紹介

販売:くまともりとひと、会報86号

アースデイ、ロハスフェスタは、日本最大級の環境イベントで、他の地域でも開催されています。地球環境や自然食に関心のある方が、多数来場されます。ご興味のある方、お近くにお住まいの方は、ぜひ遊びにきてください。

熊本地震のお見舞い

4月14日の益城町の地震は午後9:26分でした。

その時、事務所でパソコンをいじっていたので、すぐにニュースを察知できました。

熊森本部では、熊本県支部長らにすぐに安否確認の電話を入れました。なかなか電話がつながりません。やっとつながって、聞いてみるとかなり局地的だったようです。

 

ところが、こんなことってあるのでしょうか。4月16日の午前1時25分震度6強マグニチュード7.3の地震が発生。

これは阪神淡路大震災と同じ規模で、こちらが本震なのだそうです。この地震があったことを知ったのは、何時間も後です。阪神間に住む私たちは20年前を思い出してぞっとしました。再び安否確認の電話をし直しました。4月14日は大丈夫でも、その16倍という4月16日の地震では、かなりの被害が出ている模様です。

 

なかなか電話がつながらないと不安になりますが、家がつぶれている訳ではなく、余震が凄くて、怖いので避難所に行っていたという場合もありました。熊本県の支部長も、心当たりのある県内会員の安否確認をして下さっています。まだ全容はわかりません。

「熊本で大地震が起きるぞという話など聞いてなかったので、不意打ちだった。こんな大地震にあうといろいろと考えてしまう。人間にはどうしようもない大きな力がこの世にあることを改めて思い知った。自然は人間がコントロールできるようなものではない」無事だった会員さんのお話です。

余震が怖くて車中泊を強いられている方の場合は、店が開いていないので、水も食料もないが自衛隊が来てくれたということです。何か送ろうと思いましたが、道路が寸断されているので、物資の輸送は自衛隊以外は当分不可能だろうとのことです。ボランティアもまだ受け入れられないそうです。被災者のみなさん、本当に大変だと思います。私たちが支援できそうなことを調べてみます。

 

P.S その後、熊本や大分の続報が入ってくるにつれて、私たちの想像以上に大変な状況になっていることがわかってきました。被災されているみなさんに心からお見舞い申し上げます。

 

熊森としては、飼育動物たちや、野生動物たちにも大きな被害が出ているのではないかと、胸がいたみます。

 

 

 

 

3月26日 くまもり鳥取県支部が、岩手大学青井俊樹先生の講演会を実施

鳥取県のクマ生息地のどまんなかである八頭町船岡地区公民館で、午前中にくまもり鳥取県支部総会が開かれました。

午後からは地元の方々にも参加していただき、「クマとの共生を考える」として、青井俊樹先生の講演会を持ちました。

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講演会場風景

 

青井先生は、北海道大学に在学中、北大クマ研究会に所属され、40年間クマ研究の第一人者として活躍されてきた方です。熊森が誕生した1997年の同年に、日本における人間とクマ類との共生を図るために必要な活動、調査、検討および情報交換を行うことを目的に、主に大学のクマ研究者たちが参加する日本クマネットワーク JAPAN BEAR NETWORKを立ち上げられ、初代代表者となられました。

 

実は、20年ほど前、青井先生が和歌山県の北大演習林におられたころ、くまもり森山会長は青井先生らに案内していただいて、和歌山の山や山に林業家が仕掛けていた熊檻を見て歩いたことがあります。しかし、この1日で、二人は決別してしまいました。

 

あれから20年、鳥取県支部が企画した講演会の講師名を見て、本部は驚きました。しかし、支部の独自性や判断を尊重し、熊森本部は講演会を承認しました。

当日は、森山会長ら3名が本部から出席しました。青井先生と森山会長。お互いに、心穏やかならぬものがあったと思われます。青井先生は、「敵陣に一人乗り込む気持ちでやってまいりました」と、あいさつされました。森山会長は、「遠い所、しかも、熊森主催の講演会によく来てくださいました」と、感謝の気持ちを込めてあいさつしました。

 

いよいよ講演会が始まりました。講演が2時間、質疑応答が30分でした。

講演内容はクマたちの命の尊厳を忘れないすばらしい研究や取組の発表で、熊森会員必聴でした。会員のみなさんには、何らかの形で今後、お伝えしたいと思います。また、熊森が教わることも、多々ありました。講演内容の基本姿勢は、まさに熊森と同じであったと思います。

 

以前、熊森が、当時のクマ研究者たちに違和感を持って決別した原因は何だったのか。もうずいぶん前のことですが、思い出すと、研究者たちがクマを研究したい一心で一生外れない発信機付首輪をクマの首につけたことが大きかったのではないかと思い出されてきました。熊森は、いくら知りたいことがあったとしても、人間が、クマの首に一生外れない重い発信機を付けることは、絶対に許せないことでした。

 

現在は、調査が終われば遠隔操作で、クマの首についている発信機を外してやっています。この問題はもう追求すべきことではなくなっていますし、20年間の間に、気が付けばお互いに同じ道を歩くようになっていたのかもしれません。

 

また、当日、クマ生息地の会員のみなさんや会場に来てくださった地元の方々の発言を多々聞けて、大変参考になりました。どなたも、2010年のクマ大量捕殺年以来、ほとんどクマを見かけなくなったと証言されていました。

同じ東中国山地の隣接県で、兵庫県側は、クマが爆発増加していると言い、鳥取側はほとんどいなくなったと心配している。1頭まで正確に数えられるサルなどと違って、これだけ科学技術が発達した今でも、クマの生息数の推定は不可能で、神のみぞ知るなのです。

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 森山会長  青井先生  鳥取県圓田支部長

 

結果として、とてもいい講演会になりました。森山会長は、青井先生を鳥取空港まで送って行き、喫茶店で、飛行機の時間ぎりぎりまで話し込み、さまざまな点で意気投合していました。すっかりわだかまりが解けたようでした。これから良いお付き合いをしていけそうです。

この様な機会を作って下さった鳥取県支部長をはじめ支部スタッフのみなさんに、心から感謝します。

講演会場に来てくださっていた地元の方の中から、熊森新会員が誕生しました。ご出席くださった地元のみなさんも、ありがとうございました。

 

 

 

 

元野生グマ「とよ」、人に飼われて一年、記念イベントやります!来てね

ツキノワグマ「とよ」が高代寺で保護飼育されるようになって、丸1年です。

4月23日に一周年記念イベント

何を食べる?どんなところでくらしてる?「とよ」のヒミツ大公開!!

を開催します。

「とよ」の食事風景の観察や、お世話裏話など、「とよ」のヒミツが盛りだくさん。

紙粘土での「とよ人形」作りや、森の紙芝居、1周年記念セレモニーも開催予定です。

「とよ」に会ったことのある方も、初めての方も、親子で是非ご参加ください!

「とよ」が見せる様々な姿を、一緒に楽しみましょう!

参加していただける方は、熊森本部までお電話ください。

電話0798-22-4190

 

トヨくんセレモニー案②

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2016.3.20 昨年植樹した柿の苗木に施肥(兵庫県宍粟市波賀町)

天候は、晴れ。気温は13度と、少し肌寒く感じましたが、桜の花がちらほらと咲き始めており、春のおとずれを感じました。

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苗木の上に、もみ殻を盛りつける

昨年の柿の苗木植樹では、苗木に盛り土をして、鶏糞(肥料)をまき、もみ殻で覆いました。しかし、現在は、雨や、雪の浸食をうけて、盛り土の一部が削られたり、もみ殻が少なくなったりしたので、今日は補給作業を行いました。

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クマ用柿園の遠景

この日ご指導してくださった幸福重信さんは、「動物の棲める豊かな環境を復元していこう」と、熱意溢れるお話をしてくださいました。(以下、概要)

 

「平成16年、山のドングリはほとんど実らず、山からクマが下りてきて、リンゴ園のリンゴをたくさん食べられてしまいました。しかし、奥山はスギやヒノキの人工林であふれ、動物が棲める場所がほとんどない状況から、これからは、すべての生物が、共生できる、持続可能な森づくりをしていく必要があると感じました。リンゴを守っていくだけでは共生にはつながりません。クマがリンゴ園に来なくてすむように、山に柿を植樹して、クマが食べていけるようにバックヤードをつくっていこうと思っています。」

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幸福さん(写真右端)からお話をきく、くまもりメンバー

7名の熊森メンバーは皆、幸福さんのお話に胸をうたれました。

作業を終え、山から下りているとき、ヤマセミ(体長38センチの大きな鳥)の巣穴と、野生のテンに会いました。

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ヤマセミの巣穴 (赤枠の中)

クリックすると新しいウィンドウで開きます

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テン(冬毛)

 

熊森は、平成17年からこの原観光リンゴ園さんと協力して、リンゴ園裏山の人工林の広葉樹林化を進めてきました。

これからも、地元と都市が力を合わせて、動物たちの姿が見られる場所を復元していきたいです。

熊森活動は自然に触れ合える楽しい活動です。

みなさんもぜひご参加ください。

ファッションに動物の犠牲はいらない  リアルファー使用量の減少は世界的な流れ 

以下、オルタナSからの情報です。

 

NPO法人アニマルライツセンター(東京・渋谷)は、2015年に国内の毛皮消費のために約167万頭の動物が犠牲になったと発表した。財務省の貿易統計では2015年、毛皮付き衣料(付属品、帽子含む)の輸入量は、点数にして4,271,681点、重量は2,188,900キロだった。2014年と比較すると点数は32%減、重量は36%減で、犠牲数は同団体調べでは約89万頭減った。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

 

犠牲数は約167万頭と膨大な数に及ぶが、毛皮消費は年々減っている。昨年から引き続き、羊またはやぎの中国からの毛皮輸入量は増えているが、キツネ、ウサギ、ミンクなどの動物の毛皮輸入量は減った。毛皮付きの衣料品、付属品は4年連続で減っている。

 

社会の毛皮に対する見方も変わりつつある。同団体が2014年に行った意識調査では、「毛皮を購入する」と答えた人は8%に過ぎなかった。この声を受け、2015年はファストファッションだけでなくラグジュアリーブランドのHUGO BOSSやアシックスなど、国内でも毛皮を使わないと宣言した企業が増えた。タレントのローラは、SNSに「I don’t wear real fur❤」と投稿し話題となった。

 

この流れは、日本だけでなく世界的な流れでもある。2016年2月14日、オランダでのミンクの毛皮生産を禁止する裁判での判決文の中には、「この流れは、動物福祉に関連したことではなく、毛皮生産のために動物を飼育することが倫理的に受け入れられていないという考えからきている」と明記された。

 

毛皮は有史以来防寒具として使われてきた。しかし、人道や環境に配慮した、よりエシカル(=倫理的)な生産方法で、おしゃれな衣類が生まれているなか、毛皮のために動物を犠牲にすることが許されなくなっている傾向が伺える。アニマルライツセンターは、「私たちは、毛皮を使わないでおしゃれを十分に楽しむこともできます。日本の素晴らしい技術は、エコファー製品を年々良い物に変えてきています。毛皮を買わない、毛皮がついた商品を買わない、エコファー製品を選ぶ、そういった『正しい』消費が求められる時代です。『ファッションに動物の犠牲はいらない』それが当たり前になることを目指しています」と断言する。

 

くまもりから

美しい毛皮と、殺害された野生動物たちの悲鳴が結びつかなくて、なんとなく毛皮を着ている人が多いと思います。しかし、いったん現実を知ったなら、ほとんどの人は考えが変わると思います。おしゃれに毛皮を使わない世界的な流れが起きているのは、無用の殺生を避けるくまもり理念とも合致します。

 

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