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カテゴリー「豊能町誤捕獲クマ「とよ」」の記事一覧

「とよ」と命名 大阪府豊能町誤捕獲グマ

4月26日、獣舎の前に、名前の札をかけました。

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獣舎の東側に、クマ飼育開始を記念して、お寺の方と甘柿を記念植樹しました。柿は本当は1日中日が当たる場所がいいのですが、とりあえずこの場所に植えました。

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日曜日だったせいか、次々と家族連れやカメラを持った若い人たちが、クマを見に来られていました。ありがたいことに、皆さんとてもクマに好意的で、やさしい目で見て下さっていました。

 

しかし、とよは、獣舎の東端を、行ったり来たり走り続けるという常動行動を繰り返していました。人間が近づくと、飛んで行って、フッと威嚇しているときもありました。

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獣舎の東端を走り続ける「とよ」

 

私たちがお世話を終えて帰る時、とよは寝室に入りました。疲れてぶっ倒れているような感じでした。あれだけ何時間も走り続けていたら疲れただろうと思います。

 

このクマは、野生で大人になったクマですから、まだ人間が怖いようです。ひとりで必死に人間に対応してフラフラになっている感じでした。

 

まだ、一般公開は無理だったかなとわたしたちも考えてしまいました。わたしたちは、野生グマを飼ったことがないので、わからないことが多々あります。対応策を考えてみます。(4月26日)

 

癒されます 週刊文春4月30日号に、大阪府豊能グマ写真 

京都府会員から、本日発売の週刊文春に豊能町誤捕獲グマの記事が載っているという連絡を受けました。

一番の当事者である当協会が取材を受けていないのに、どんな記事になっているのか心配になりました。

 

さっそく、近くのコンビニに飛んで行って文春の立ち見をしたのですが、記事がさっぱり見つかりません。

何かの間違いかもしれないと帰ろうとして、裏表紙から5枚ほどめくったグラビアコーナーに載っているのを、やっとのことで見つけました。

 

プロの写真家が撮ったからでしょう。

まず、クマと住職さんの表情豊かな写真が、とにかくすばらしい。このページを見ているだけで、心が癒されます。見入ってしまいます。

添えてある文章も、読ませます。

 

ほっとしました。皆さんも良かったら、今週の「週刊文春」4月30日号を手にしてみてください。

 

ここに至るまでの、熊森メンバーの大変な努力は一切書かれていませんが、そんなことを世に認めてほしいと思って活動しているメンバーは熊森にはだれ一人いませんから、まあいいかと思いました。

新獣舎への移送時の、当協会の名前を一斉に伏せたマスコミ報道と違って、住職さんの、「獣舎も餌も、日本熊森協会が寄付を募って提供してくれている」というコメントがきちんと載せられています。

 

ちなみに、記事では、このクマの名は、これまで仮称として私たちが使ってきた「トヨ」という名になっていました。

 

クマが、人間と心を通じ合わすことのできるすばらしい動物であることを、この1枚の写真が世に十分に伝えています。この獣舎を建設して良かったと、改めて思いました。寄付してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 

行政に記者会見を止められたこともあって、寄付金はまだ必要経費の半分強しか集まっていませんが、気長に集めていきます。

 

4月16日 威嚇しては寝室に戻る豊能グマ 一般公開1週間目の野生 

この日は、これまでこのクマに餌を与え、移送檻を掃除し、このクマが狭い檻の中で精神的に参ってしまわないようにはげましの声を掛け続けてきてくださった、くまもりのクマ、ベテランお世話隊の人達が集まりました。

まず、獣舎の前で打ち合わせです。

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クマの状態を調べながら、動画を撮影します。

https://youtu.be/Z_QN0xRmYKw

 

クマは見かけと正反対で、とても臆病な動物です。知らない人が次々と見に来るのが、まだ、怖くてたまらないらしく、人が来る度に走って行って、必死に檻に体当たりして威嚇して回っていました。

 

威嚇に忙しく、せっかく与えた大好物の食べ物も、ほとんど手を付けませんでした。まだ人に慣れない野生グマを、一挙に、一般に公開してよかっただろうか。もう少し人間に慣れるまで、非公開にした方が良かったのではないか・・・いろいろと考えてしまいます。

 

しかし、運動場のいたるところに落とされた沢山の糞を見て、人間が来ないときには間違いなくしっかり食べていることが確認されました。人間に会うのが嫌なら、隠れておれる寝室も用意してあるし・・・。もう少し、様子を見てみることにします。クマは、ベテランお世話隊の人達とは、目と目を合わせていました。

 

棒で獣舎の鉄格子をたたいたりした人がいたようです。親しみのつもりかもしれませんが、クマはとても怖がりなので、そっとにこやかに見るだけにしてやってほしいと思います。

 

この日は桜の花びらがプールにたくさん落ちていました。クマの顔に桜の花びらがくっついて泳いでいるのが、とてもかわいかったです。それにしても、まだ寒いのに、クマは何度もプールに飛び込んでいました。

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どんなものを与えていけばいいのか、いろいろと研究しています。

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あんなに大好きだったタケノコやリンゴですが、今はもう食べません。ブドウとキウイが今は大好物です。キウイは丸ごと食べます。干物の魚は、頭を残して食べます。(人間みたいですね) 去年の秋の ドングリ、今春のフキ・・・いろいろ並べて、餌を研究しています。

 

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このクマは、いったん野生で大人になったクマですから、赤ちゃんの時に母を撃たれて孤児グマとなった和歌山でお世話中の太郎や花子とは、かなり嗜好や反応に違いが出てきそうです。いったん飼ったからには、最後まで責任を持って、お寺の方たちと協力して、楽しんでお世話をしていきます。(とてもかわいい顔をしたクマなのですが、あまりにもクマの動きが速いので、写真にうまく撮れません。どなたか、いい方法があれば教えてください)

豊能グマ 移送後3日目 獣舎に悲しい張り紙がなされていた

移送日翌日にクマを見に行ったメンバーから、熊森所有の獣舎に悲しい張り紙が貼られているという情報を得ていました。この日、熊森幹部が現地を見に行きました。

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何、これ?

 

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「この動物は人の命、身体及び財産に害を与える恐れがある動物であるため、第三者の接触等を禁止します。」

大阪府

 

私たちは、クマと人はこの国で棲み分けて共存できることや、クマのやさしくてがまん強い、平和的な本当の姿を大阪府民のみなさんに知ってもらいたくて、大変なお金や労力を出し合い、大阪府によって殺処分が決定していたこのクマの保護飼育を続けてきました。行政は1円の補助金も出されませんでした。冷や水を浴びせるというのは、このことでしょうか。

 

クマは、大変臆病な動物です。その臆病さゆえに、うっかり人と出会ってしまった時、人から逃げようとして人を前足ではたいて、多くはひっかき傷、たまには大怪我を人に与えることがあります。そういう事故が起こらないように、この獣舎は、鉄格子間隔5センチという大阪府規定の狭さを、わたしたちは泣く泣く飲んだのです。このクマは、大阪府規定にパスした頑丈な鉄とコンクリートの中に生涯閉じ込められるのです。人の命、身体、財産にどうして害を与えることなどできるのでしょうか。

 

このクマが字が読めたなら、この看板を見て、胸をつぶす思いでしょう。どんなに悲しいことでしょうか。クマに対して、一番、誤ったイメージを持っており、一番、勉強が必要なのは、大阪府行政のようです。当協会の所有物である獣舎に、無断でこのような張り紙を張るのはいかがなものでしょうか。

 

これまで、全国でクマを飼っておられる方々を多く訪ねて回っていますが、こんな張り紙をされたクマを、見たことがありません。府民の皆さんはどう思われますか。とりあえず、私たちは、横に、クマの本当の姿を書いた紙を貼って帰りました。

 

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移送後2日目の豊能グマ 4月11日

移送後のクマさんが心配で、これまでこのクマをお世話をしてきた
熊森のお世話隊のメンバーたちでお寺まで行ってきました。ちょう
ど、副住職さんがおられて、とても協力的で親切にして下さいまし
た。
獣舎内は、何もかもが散乱していて、容器はひっくり返され、水入
れは泥まみれです。クマがこの2日間、どんなに獣舎内を走り回った
かが目に見えるようでした。

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散乱状況

この日は、友だち連れの若者、カメラを持った男性など、マスコ
ミ報道でクマのことを知ったのか、20~30人ばかりが獣舎を訪れ
られたようです。


そのなかで、ひとり、とても熱心にこのクマを見ておられた男性
がいらっしゃいました。

お話を伺ってみると、なんと昨年の春、箕面市の山林でどうも、
このクマに遭遇されたようなのです。当時、警察に届けられたの
ですが、箕面市にクマなんているはずがないと、信じてもらえな
かったのだそうです。

山林でクマに出会った時、クマは鼻を上にあげてにおいをかぐよ
うな仕草をしたあと、男性に気づいてびっくりしたように藪の中
に逃げていったとのことでした。イノシシとちがう強い獣臭がし
たそうです。しっぽは見えず、後脚は内股。50kgくらいの大きさ
だったと言われます。


男性はこの1年というもの、熊森のHPを読んだりしながらクマの
安否をずっと気にかけてこられたそうです。


男性は実際にクマに会ったことで「怖いと思っていたクマのイ
メージが変わってしまいました」とおっしゃっていました。
自分に襲いかかってくるかもしれないと思ったクマが、クマの方
から逃げていったからでしょう。

大変興味深いお話でした。この男性は、「くま保護基金」の寄付
のチラシをお持ち帰りくださいました。
また、このクマに会いに来てくださるのではと思いました。


私たちは、いろいろな角度から、クマや獣舎を点検し、ひとまず、
安心。最後は、クマの好物である、ブドウ、タケノコ、ヌカなど
をあげて帰りました。

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<豊能グマ移送後速報> 4月10日

移送日翌日、クマが心配で、本部から2名が様子を見に行きました。

運動場の隅を見てびっくり。何、これ?

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自動撮影カメラによると、クマは、人が帰ったあと、さっそく運動場の隅に大きな穴を掘り始め、寝室から藁を運び出しては、口でさかんに藁をしごいていました。逃走口探し?

砂利の下はコンクリートですから逃げられません。

 

クマの動きは、昨日と打って変わって落ち着いていました。

 

ここが気に入って、早く慣れてくれるといいですね。

 

 

 

 

<祝> 4月9日 大阪府豊能町誤捕獲グマ、新獣舎引っ越し  

4月9日午前8時半、豊能町のお寺の新獣舎前に、熊森移送班集合。

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本日、移送檻を運んでくださるのは、早朝、奈良からユニック車に乗って駆けつけてくださった熊森奈良地区の地区長(現役プロ)です。熊森本部スタッフたちと最終打ち合わせをし、獣舎の点検後、みんなで車で1時間ほど離れた豊能町役場に向かいました。

役場駐車場で、撮影担当班(熊森会員プロカメラマン)と合流。熊森移送班計13名、ここで本日の移送を無事成功させようと、心を一つにしました。

熊森本部としては、何度もみんなで移送手順を練り、現場にも行ってシュミレーションを行っていましたが、それでも命あるものを運ぶのですから、失敗は絶対に許されません。みんな緊張で無口になりました。

 

午前10時過ぎ、クマが295日にわたって保管されてきた倉庫へ車で行きました。

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黄色ヘルメットはオール熊森です。

シャッターを下ろした部屋の中で、9か月以上狭い檻に閉じ込められたまま、気もふれずに耐えてきた豊能グマ。本当によくがんばったと思います。お世話をしてくださった町職員と、毎週お世話や励ましに通ってくださった熊森会員のみなさんのおかげです。

熊森移送班メンバーは、クマが安心するようにと次々とクマに声をかけます。

 

奈良地区長は、さすがプロ。1tもあるクマの入った移送檻をスムーズに倉庫から引き出し、ユニック車に乗せてくださいました。

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よし、お寺に向かって出発だ。クマは道中、気がまぎれるようにとメンバーが差し入れた間伐材の輪切りを齧り続けていました。

 

お寺に、クマをのせたユニック車がやってきました!写真班が先回りして撮影です。

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慎重に、移送檻の口と、獣舎の口を合わせます。午後1時3分、移送檻の扉を持ち上げると、一気にクマは運動場に飛び出しました。この瞬間をマスコミの方々に撮って欲しかったです。

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この後、獣舎の挿入口をボルトで締め溶接するためには、クマに一度寝室に入ってもらわねばなりません。好物のキウイやブドウで誘導するようにしてはいたのですが、いつ入ってくれるのか見当がつきませんでした。

しかし、クマは初めて入った獣舎の中をものすごいスピードでぐるぐると何回も走りまわり、途中プールにも何度か飛び込み、午後1時7分、寝室に入ってくれました。なんと、獣舎に入ってから、わずか4分後のことです。それっと、寝室の外から鍵!獣舎の内外から、しっかりと挿入口の鉄板をボルトで固定。後は溶接する方が来るのを待つのみです。こうして、あっけなく移送作業完了。

あんな狭いところに長期間閉じ込められていたのに、このクマの走りの速さ。体の柔らかさ。もう、人間では考えられないことです。

 

下の写真は、麻酔を使わないクマの移送を無事成功させて、満面笑みの熊森移送班メンバーたち。

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移送作業終了から約1時間後の午後2時になると、マスコミの方々がみんなで獣舎のところにやってこられて、猛スピードで獣舎内を走り回ったり天井に上って降りてくるクマを楽しそうに撮影しておられました。クマは興奮してそうしているのでしょうが、人間から見ると最高のアスリートの演技です。クマはこんなすごい動きができるのかと、ほれぼれします。

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セメントのあくが出ないように、 プールには防水加工が施されています。

この日、クマの所有権は行政から民間に移りました。今後は何でもオープンにできます。このクマとの楽しいお話を、ブログでいっぱいお伝えしていきたいです。

 

野山を走り回って成長した野生グマを檻に入れて飼うことは、可哀そうではありますが、大阪府の殺処分からこのクマを救ったわたしたちは、やさしい住職さんと協力して、その分このクマを大事にし、愛情を持って最後まで終生保護飼育する決意です。

 

クマほど現代日本人に誤解されている動物も少ないだろうと思います。大阪府のみなさんにも見に来ていただいて、クマの優しさや賢さ、すばらしさを知っていただき、私たちの祖先が続けてきた人とクマが棲み分けて共存する社会を再構築していきたいと思います。

 

この日の夕方、熊森移送班は、このクマが収容されていた倉庫に戻り、みんなできれいに掃除して、通い続けた倉庫にお別れを告げ、帰途に付きました。

 

熊森の麻酔なしクマ移送に付き添ってくださった獣医さん、猟友会、行政など、すべてのみなさんに感謝します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪府豊能町誤捕獲グマ、新獣舎への移送方法とマスコミへの無連絡について

●当協会は、豊能グマの引っ越し等について、大阪行政に情報発信を止められていたため、何もかも移送後の発表となりましたことをお許しください。

 

当協会が大阪府豊能町のお寺に建設していたクマ保護飼育用の獣舎が完成し、3月31日、大阪府の検査に合格しました。

(土地提供は、お寺。設計や建設費負担は全て日本熊森協会です)

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完成獣舎70平方メートル(うち、運動場55平方メートル)

 

(1)新獣舎への移送方法

豊能グマの移送に関しては、以前から当協会は、クマのため、他でも一般的に行われているように、クマに麻酔をかけずに檻ごとユニック車にクマを乗せて運び、移送檻の口と新獣舎の口を合わせて新獣舎にクマを移す予定でした。(全身麻酔をかけるとクマが死亡するリスクがあるなどのため)

そのため、プロのユニック車運転手も、協会会員内で確保していました。しかし、大阪行政はクマに麻酔をかけない移送は認めないと言い出し、またしても当協会と平行線となりました。クマを1日も早く広い獣舎に移してやりたいので、熊森はあせりました。

 

万一の場合に備えて、熊森がクマ取り扱い専門会社に業務委託し、必要な時はすぐに麻酔できる用意をした獣医に同行してもらうという条件を出したところ、やっと4月6日に、大阪行政から移送許可を得ることができました。

 

(2)マスコミへの無連絡について

さっそく記者会見をして、これまでお世話になったマスコミ関係の方々に4月9日の移送等を発表しようとしたのですが、大阪行政から止められました。大阪府も記者会見はしないと言われました。移送時にはマスコミに入っていただきたかったのに、本当に残念でした。このクマのことに関心を持ってくださっていたマスコミのみなさん、そういうわけでお約束していたのに当協会は連絡できませんでした。誠に申し訳ございませんでした。

 

ところが当日、移送終了後、驚いたことが起きました。獣舎から離れたところにマスコミの方が続々とやってこられて、行政の方たちと打ち合わせをされていました。置かれた机には、報道関係者の名前を書く紙も用意されていました。この日、絶対にマスコミに言ってはいけないことになっていたので、私たちは約束を守り誰にも言いませんでしたが、いったいこれはどういうことなのでしょうか。

 

この日の夕方のテレビニュースを見られた熊森会員の中から、私たちが寄付したのに、ニュースには熊森協会の「く」の字も出なかった。熊森は寄付金を本当に使ったのかという声などが電話で届きました。この様な誤解が生じるのは当然で、本部としては大変つらいです。

 

昨年9月、熊森の森山会長がお寺の住職さんに、大阪府がこのクマを殺処分しようとしているので、このクマを助けるために飼ってやってほしい。お金は全額用意するといって頼んで受けてもらったのに、ニュースではまるで、1円すら出さなかった大阪府が、殺処分を避けるためにお寺に頼んで保護飼育を受けてもらったような報道になっていました。

 

どうしてこうなるのかといわれても、大阪行政の仕組んだことですから仕方がありません。天は見ています。

 

今さら熊森が移送記者会見をしても、もう終わったことですから誰も集まってくださらないでしょう。熊森は、世間に説明する場を奪われました。ニュースが正しい実態を伝えられていない典型的な事例です。

 

今回のクマ保護にかかった費用は、獣舎建設費だけで1264万8千円です。これまで内部で集めた寄付金は790万円です。今回、記者会見の機会を奪われましたので、外部に寄附の呼びかけをしようと予定していたのにできませんでした。

このブログを読んでくださって、寄付に協力しようと思ってくださる方が生まれたら、うれしいです。是非よろしくお願いします。

 

★郵便局よりお振込みされる場合
 郵便振替口座 00980-7-203246 口座名 「くま保護基金」

 ★ゆうちょ銀行以外の銀行からお振込みされる場合
■銀行名: ゆうちょ銀行 ■金融機関コード: 9900
■店番: 099 ■預金種目: 当座
■店名: 〇九九 店(ゼロキユウキユウ店)  ■口座番号: 0203246

 

 

 

豊能グマお世話日記 3月20日

まず、水からあげましたが、今日は飲みませんでした。
メンバーが摘んできたツクシは匂いを嗅いだだけでした。
菜の花は軽くぱくりと口にくわえましたが
そのまますぐ口から落としてしまいました。
春のごちそうになるかなと想像していましたが、残念。

キウイフルーツをあげると待ってましたとばかりにあっという間に
丸ごと食べて、4袋ほど平らげました。

リンゴは熟れていい香りがしていましたが今日は食べませんでした。
ブドウは1パックくらい食べました。
殻付きのクルミは2袋。
今まで喜んでいた殻なしのクルミはこの日は食べませんでした。
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間伐材の木の輪切りはいつものように元気よくかじっていました。

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今日は新しい参加者がお世話に来られました。
初めてお世話したクマさんの感想をお聞きしてみました。
「かわいいですね。目がかわいいし、姿も。」
クマが檻の鉄格子にぶつかってくるのも怖くはなかったそうです。

新しい獣舎に移って地域の人と交流できるようになったら、
やっぱりこんなふうにかわいいと思ってもらえたら嬉しいです。

女優の杉本彩さんが大阪豊能クマ問題をブログに

杉本彩さんは、動物愛護活動に熱心で、公益財団法人動物環境・福祉協会を立ち上げ理事長をされています。
http://www.eva.or.jp/

昨年、大阪府豊能町でツキノワグマが誤捕獲されたときには、何とか法律にのっとって山に返してやろうと悪戦苦闘していた熊森に、協力を申し出てくださいました。

3月20日の個人ブログに「人と熊との共生を願って・・・」と題して、豊能町誤捕獲グマ問題のことを書いてくださっています。
http://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-12003472260.html

ブログの中で、今熊森が大阪府に建設中の民間クマ飼育獣舎などに使われる「熊保護基金」への協力も呼びかけてくださっています。熊森としては感激です。

 

ブログによると、京都府会議員小鍛治氏が、県境府境を行き来する絶滅危惧種のツキノワグマへの対応について、2月に府議会で一般質問をしてくださったそうです。

議会でツキワグマに関する広域的な質問は初めてなので、非常に意義のあることと考えます。杉本彩さん、貴重な情報をありがとうございました。

 

以下に、京都府議会での質問と答弁を引用します。
質問 : 小鍛治府議

特定鳥獣保護マニュアルと京都・大阪・兵庫三府県の境界にまたがり生息する鳥獣の課題について、

今回はクマに絞ってお伺いします。

環境省が策定した「特定鳥獣保護管理マニュアル(クマ編)」は、
既に絶滅した可能性の極めて高い九州を除き、
対象地域を18の保護管理ユニットに区分し
ユニットごとに関係都府県が協力連携して計画を策定すべきとなっています。

ツキノワグマの行動範囲を考慮すると、
保護管理には関係都府県相互の協力連携が必要不可欠であるうえ、
それをふまえた新たな枠組みを必要とする地域も出てきていると考えます。

こういった状況の中、
昨年6月に大阪豊能町でツキノワグマが
誤って有害鳥獣捕獲用の檻にかかるという事件がおき、
マスコミでも大きく取りざたされることとなりました。

今回の誤捕獲については、
大阪府から相談があったかと推測いたしますが、
京都府ではどのような協力・支援をされたのでしょうか。

また、ツキノワグマは府県境を関係なく山野を移動し、
場合によっては生息域を拡大させることもあります。
野生鳥獣の保護・管理を進めるにあたっては、
この当たり前の事実を認識し、
関係府県がしっかり情報交換し、連携すべきことと各々が責任もって対応すべきことがあると考えますが、
ご所見をお聞かせ下さい。

 

答弁 : 農林水産部長

これまでツキノワグマについては、
京都府レッドデータブックで「絶滅寸前種」とされており、
鳥獣保護法の改正に伴い保護すべき鳥獣として位置付ける予定でありますが、
生息状況に関するモニタリング調査では生息数が減少しておらず、
近年人家周辺に出没する個体が増えているため、
環境省のガイドラインに準じて捕殺上限数を定め、
人身被害の回避に努めており、
今後とも地域住民の安心・安全に配慮しつつ、
適正な管理を実施してまいります。

 

大阪府での誤捕獲に対する京都府の協力・支援については、
捕獲檻の貸出、京都府のクマ出没対応マニュアルや専門家の紹介を行ったところであります。
議員ご指摘のとおり、
それぞれの自治体において責任ある対応が必要と考えており、
京都府では誤捕獲の対応について、
クマが人家近くに出没すると、
地元では子どもたちが集団下校を余儀なくされるなど
住民への心理的圧迫が強いと考えております。
地域住民と協議を重ね、地元との信頼関係を構築し、
原則誤捕獲された地域で放獣を実施しております。

 

また、これまでから特定鳥獣保護管理計画の策定過程で
近隣府県と意見や情報の交換をしているほか、
出没事例などについて定期的に情報を共有し、
地域住民への周知に役立っており、
今後とも近隣府県との連携・協力関係を維持し、
野生鳥獣の保護・管理に努めてまいります。

 

 

 

 

 

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