ホーム > アーカイブ > 2011-01-24
2011-01-24
全国の森林管理局(林野庁)が、平成23年度 国有林モニターを募集中
- 2011-01-24 (月)
- _国会・行政
国有林を管理している林野庁の各森林管理局(全国7箇所)が、平成23年度「国有林を考えるモニター/国有林モニター」を現在募集しています。申込みは各森林管理局になります。林野庁は、現在、国有林野部門で、国に対して1兆3000億円の赤字を抱えており(今回、国への借金棒引きを申し出なかった)、この赤字を解消するためには、国の貴重な財産である天然林の巨木を伐採し続けなければなりません。また、スギ・ヒノキ・カラマツなどの拡大造林地が放置され、かなりの面積の国有林が大荒廃しています。たくさんの国民が、モニターになって、国有林を監視するとともに、保全アイディアを出していくことが必要です。
国有林全面積 759万ヘクタール
国有林内天然林面積 461万ヘクタール(内、148万ヘクタールは伐採が禁止されている) しかし、残りの313万ヘクタールは、今も伐採が続いている。
モニター募集について
近畿中国森林管理局 http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kikaku/other/h23monita-1207.html の場合
募集目的:市民の声を、国有林の管理に生かす。モニターになった人は、アンケートの回答や、意見を提出する。希望者には、年数回の現地視察会参加や、会議傍聴が可能。
応募資格:兵庫県など、近畿中国森林管理局が管轄する2府12県に住む16歳以上。定員80名。任期は、2011年4月~2012年3月まで。応募締切は1月28日。
北海道森林管理局 http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/tyousei/monitor/101210.html
東北森林管理局 http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/policy/business/kokuminsanka/monitor/h22_monitar_bosyuu.html
関東森林管理局 http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/apply/publicsale/kikaku/monitor.html
中部森林管理局
http://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kikaku/101215.html
四国森林管理局 http://www.rinya.maff.go.jp/shikoku/kikaku/h23_monitor.html
※九州森林管理局のみ、2011年5月頃に平成23年度のモニター募集となります。
九州森林管理局 http://www.rinya.maff.go.jp/kyusyu/monitor/kokuyurin-monitor.html
春グマ狩りの取りやめなどを求め、知事へ要望書提出! (熊森山形県支部)
熊森山形県支部が、クマノイ(胆嚢:漢方薬として高く売れる)が一番大きくなっているときに狙って行われる、県内でのツキノワグマの春季捕獲(春グマ狩り)を取りやめることや、増大しているナラ枯れやブナの葉の食害対策を求めて、山形県吉村美栄子知事宛に要望書を提出しました!
http://kumamori.org/files/5812/9587/1717/山形県知事等への要望書.pdf
八木支部長は2月16日、山形県の特定鳥獣保護管理検討委員会で、
要望を強くアピールします。
1月23日 厳寒の中、お世話に行ってきました (太郎と花子のファンクラブ)
- 2011-01-24 (月)
- _クマ保全 | _野生動物保全 | 太郎と花子のファンクラブ
毎月第4日曜日は、本部のお世話当番の日です。今年は寒い日が続いており、一般からの参加応募者もなかったため、和歌山県生石高原山頂の獣舎まで、スタッフ4人で行ってきました。凍結が心配されたので、この日は南面の道路を使って行きました。案の定、飲み水もすべて凍っていました。プールの水も凍っており、氷の厚さは約10センチでした。プールの氷をとってあげると、太郎がゴクゴクと、プールの水を飲んでいました。太郎は、今年、22歳です。おめでとう。
今冬、太郎が造った冬眠穴です。寒いためか、去年より深めの穴を造っていました。
花子は、今年、21歳です。おめでとう。飼い主の山田さんがあげた1斗缶のはちみつに顔を突っ込んで食べたらしく、頭にはちみつがこびりついていました。山田さんによると、花子は、今冬いったん冬眠しかけたのだが、少し暖かくなったので、また起き出してきて、まだ冬眠に入っていないということです。私たちの車の音を聞いて、冬眠室からゆっくり出てきてくれ、あげたキウイやピーナツなどを、おいしそうに食べていました。
実際のクマに接してもらうと、クマがどんなに平和的な動物か、わかってもらえると思います。今年も、多くの人々に、本当のクマの姿を伝える場にしていこうと思います。第4日曜日の活動にご参加頂ける方は、熊森本部担当者、花岡まで。