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2012-07-31

7/24 本部 暑さの中、たろはな元気 

黒い毛では暑いだろうと思って、ホースで水をかけてやりました。しばらくすると、なぜか、2頭とも、奥の部屋に入ってしまいました。

ここは、和歌山県生石高原の山頂にある獣舎。訪れる人は限られています。もっと多くの人たちに、クマと仲良くなってもらいたいと思います。しかし、クマたちにとっては、多くの観光客が訪れるさわがしい観光地より、和歌山の山々を見渡せるここの静かな環境の方がいいかもしれません。

にんじんが大好きな太郎

とまとが大好きな花子は、丸太テーブルの上に置かれた大好物のトマトから食べ始めます。

今回は、児童文学で有名な、作家の沢田俊子先生もご参加くださいました。太郎や花子のことを書いてみたいなと言ってくださいました。

7/19 神戸のシルバーカレッジから森研究チームが来訪

神戸市のしあわせ村にあるシルバーカレッジでは、毎年500名以上のリタイア組が学ばれているそうです。リタイア組のみなさんの向学心はすばらしいものです。

今回来られた方々は、本だけではなく、実際に山も歩いておられ、現場も見てきておられました。そうこうするうち、いろいろ疑問も出て来たので、熊森協会へ行って教わってこようということになったそうです。

こういう来客は、大歓迎です。2時間にわたって、色々な質問にお答えさせていただきました。

学び続ける方々は、何歳になっても若々しい。今の閉塞感いっぱいの日本を元気にするために、お金にも時間にも余裕のあるシルバーパワーの活躍が望まれるます。

7/22  本部 自然農たんぼの生き物調査

生き物調査 2012年7月22日

今日は一年に1回の熊森自然農田んぼでの生き物調査の日です。

小さな水辺の生き物や水生植物を調べることで、

より深く環境や自然、生き物について学ぶことが出来る良い機会です。

まず、調査の仕方を、姫路水族館の市川館長さんからお聞きします。

 

みんなでそれぞれに分かれて調査開始です。田んぼの中、溝の中

池の中、条件の違う水の中の生き物を調べます。

 

気が付いたことはすぐにメモする熊森の豆博士です。

 

市川憲平館長さんは「タガメ先生」としてとても有名な方です。

タガメやゲンゴロウなどについての本もたくさん出されてます。

他にも兵庫・水辺ネットワークの大嶋範行先生を始め10名もの先生方に

ほぼマンツーマン状態でご指導いただけるという贅沢な調査になりました。

参加された方は、みなさん熱心に説明に聞き入っておられました。

 

暑くても、大満足の生き物調査だったのではないでしょうか。

調査結果は後日希望者に配られます。(H)

 

 

 

 

 

 

 

7/15 本部自然農5年目 本年第1回草刈り 

自然農の田んぼ(兵庫県豊岡市但東町)で、自然農によるお米作りをするようになってから、毎日のお天気が気がかりでなりません。

「もう7月というのに今年はずいぶん涼しいのではないか」

「こちらのお天気は晴れてるけれど、豊岡も晴れてるのかな」

暑い暑いと例年ならぶつぶつ言ってるはずが、「これぐらい暑いと稲が育ってくれるだろうから良かった」なんて、自分でも気持ちの変わり方に驚いています。

  

今日は田植え後1ヶ月経って、初めての草刈りです。自然農では、動物や植物の命を奪うことをしませんから、草も抜くのではなく、根を残したまま刈るだけです。

稲が元気な草々に負けないように、稲の周囲の草だけを刈ります。

まだ苗が育っておらず、どれが稲?3年目の私でもわかりづらいぐらいでした。

田んぼの隅っこに植えた白大豆。

ツタンカーメンの豆は紫色です。

暑くて大変です。

除草剤や草刈り機を導入したくなる気持ちもわかります。

年のせいか、腰が痛い、膝が痛い、でも草の良い香りの中で黙々と作業します。

隣でボランティアの方が、「ミミズさん、ごめんね。ちょっとだけよそへ逃げて」と優しい声。ホットします。

暑くてしんどくて大変だけど、やはり今日もがんばって良かった。

刈った草はきれいに整えられ、脇に敷かれます。

これで、虫たちもまた元気に暮らせます。

暑い中、お疲れ様でした。8月にもう1回草刈りをします。

暑くて大変ですが、そのころにはきっと稲が大きく育ってますよ。

宮崎県支部も取り組んでいます。今年から岡山県支部長も始められました。草や虫と共存する熊森自然農チーム、がんばりましょう。(H)

 

 

7/14、7/15 都市市民ボランティアによるのこぎり間伐 part2 兵庫県本部

7月14日(土)~7月15日(日) 1泊2日で、のこぎり間伐と間伐したヒノキの搬出作業を実施しました。

日帰り組7名、宿泊組6名、計13名の方が参加してくださいました。

 

活動地に到着して、最初に地元のコーディネーターの方に地元のことや、山林所有者、宿泊施設、注意事項等のお話を伺いました。

 

山に入る前に、人工林にされる前の広葉樹林だったころの自然植生について説明をして頂きました。

 

作業前に間伐についての説明・注意事項等

 

最初に1本デモンストレーションで伐倒!

 

ヒノキはスギと違い枝が強くしなるため、密植された人工林の中ではなかなか倒れません。

みんなでロープで引っ張り、倒しました。この作業が一番大変です。

苦労して倒したヒノキの枝を払い、1.5メートル程の長さに玉切り、波板をつなげて作ったシューターで搬出しました。搬出したヒノキは、植樹している山の土留めに利用する予定です。

 

動画:搬出の様子

 

 

 

参加くださった皆さんの熱意とご協力により、無事に作業を終えることができました。ありがとうございました。

日本中、早急に間伐しなければならない死んだ山でいっぱいです。学校、団体、職場などで、間伐に取り組んで下さるところがあれば、プロが指導に行かせていただきますので、ご連絡ください。

次回の活動予定はは8月19日(日)です。皆さまのご参加お待ちしております。

 

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