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2014-04-04
第3回 3月30日 いきものの森活動 ~間伐したスギの処理~
- 2014-04-04 (金)
- くまもりNEWS
続いて30日(日)もいきものの森活動を実施しました。
今年から始まった「チームいきものの森」の活動は、奥山人工林を皆伐または間伐して、いきものたちが棲める豊かな自然の森に再生させていく活動です。
この日は総勢8名で29日と同じく宍粟市波賀町の戸倉トラスト地です。
当日は雪解け水に加えて雨もすごくて、川の流れも激しくなっていました。
作業を中止にすることも考えましたが、慎重に木の上を歩いてなんとか川を越えました。
見ての通り木の海です。春の植樹の為に冬の間に伐採していた木です。これを玉切りして端っこに集めて植樹場所を確保します。
チェンソーを使える人は玉切りをします。
チェンソーを使えない人はトビという道具で木材を動かします。
みなさんそれぞれできる作業をこなしていきます。
油断するとすぐに足の付け根まで雪に埋まってしまいます。
一時休憩。雪の中での作業は思った以上に体力を消耗します。もうヘトヘトですがもうひと踏ん張り。
太い木もなんとか持ち上げてみます。
全ての木を処理できるのはまだまだ先ですが、この日一日だけでもだいぶ作業が進みました。
みなさん大変な作業でしたが、とても頑張ってくださいました!
2014年 3月29日 第2回いきものの森活動 シカ除け柵の修理
- 2014-04-04 (金)
- _奥山保全再生
3月29日(土)に第2回いきものの森活動を実施。
今年から始まった「チームいきものの森」の活動は、奥山人工林を皆伐または間伐して、いきものたちが棲める豊かな自然の森に再生させていく活動です。
この日は11名の参加で車2台で行きました。場所は兵庫県宍粟市波賀町の戸倉トラスト地です。
2年前に、大阪西ライオンズクラブ様が植樹してくださった植樹地の防鹿柵のメンテナンスから始めました。
この辺りは多いときで3mもの雪が積もるそうです。雪の重みでネットがさがり、杭も倒れたりしています。(2014.2.24当時)
今日行くと、雪がだいぶ溶けていたので、より倒れにくい木の杭を打ちなおして、防獣杭で高さを稼ぐようにしました。
前回きれいに作れたので、今回も距離を測りながら作ろうとしましたが、やはり山の中では石が埋まっていたりしてうまくいきません
前回地元の協力者に教わったやり方です。杭の天辺に釘を打ってネットをひっかけます。
斜面の下の方はまだ雪が溶けいません。
雪を掘り起こしての作業は大変です。
使用しているネットの目が細かいのは、雄ジカの角がネットに引っかかるのを避けるためです。ネットの目が粗いと、シカが角をネットに引っかけて動けなくなり、立ったまま餓死してしまうという悲惨なことになります。
いくつかのいきものたちを見つけました。
いろんな生き物が活動をはじめていました。いきものがたくさん棲める森を作りたいです。
ウサギのフン。ウサギの数は以前と比べてそうとう減っていると感じていたのですが、この冬ウサギのフンや足跡を思った以上に確認することができました。
なにか動物の毛が落ちていました。もしかしたらウサギの毛かもしれません。
防鹿柵の整備終了!これで今年もシカから苗木を守ることができます。