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2018-01

とよ、例年より1ケ月早く本格冬ごもり

今年の冬は本当に寒いです。

昨年、1昨年共、1月末の積雪があった日に冬ごもりに入った「とよ」ですが、今年は12月末から冬ごもりに入ってしまいました。

 

1月4日、お世話隊のみなさんは、今年初のお世話に行ってくださいました。

獣舎周辺は、うっすらと雪げしき。

この日の最高気温は7度、最低気温はマイナス2度でした。

獣舎の周り

 

とよは寝室から出てきませんでした。

穴からのぞいてみましたが、もう顔も上げず、ずっと寝たままでした。

寝室の入り口には、ワラがうずたかく積まれていました。

中をのぞかれないように?、寒い風が入らないように?

とよのしわざです。

寝室の入り口

 

運動場に置いてあったクリは完全に食べられていましたが、あんなに大好きだったドングリには全く手を付けていません。

手前のクリだけを食べていた

 

この日、お世話隊は、運動場のドングリだけを残して、給餌をストップしました。

副住職さんに聞くと、とよはクリスマス以来、寝室から出て来なくなったということです。

本格的冬ごもりに突入です。

おそらく3月末ごろ、体の周りの脂肪を落としてスマートになったとよが、寝室から出て来ることでしょう。

それまで温かく見守ってあげましょう。

 

「冬ごもり中に付き、そっとしておいてください」の看板も用意しました。

 

それにしても、これから3か月間飲まず食わず。

なんとも不思議なクマの生態です。

人間には絶対に真似られませんね。

 

お世話隊の皆さん、新年早々ありがとうございました。

冬ごもり中も、見守りを続けて下さるそうです。

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2017年末までの販売実績51万部(発行2007年)
著者 日本熊森協会 会長 森山まり子

 

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・熊森会員になる、

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あなたにもできることがきっとあります。

 

読後感想もお寄せください。

 

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