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2022-05-24
風車病の恐ろしさがわかる衝撃の一冊「風力発電の被害」由良守生著
- 2022-05-24 (火)
- くまもりNEWS
日本では風車病で多くの人たちが亡くなっているにもかかわらず、風車病は存在しないことにされているそうです。そのからくりが、水俣病と同じとは!
「風力発電の被害」は、風車病に苦しむ元由良町議会議員由良守生氏の著書です。由良家は由良町で1000年前の家系までさかのぼれるという由良町の名家だそうです。
風車病とはどのようなものか知っておこうと思って由良氏に電話してみました。しかし、簡単に理解できるようなものではありませんでした。
そこで、ご著書である「風力発電の被害」を取り寄せて読んでみました。
少し気合を入れないと読めない本ではありますが、読んでみて、日本でとんでもない不正義が、行政や行政とつながる研究者によって行われていることがわかってきました。その構図は、水俣病と同じです。
巨大な風力発電は必ず有害な低周波音(低周波空気振動)を発生させて、周辺の人々に悪影響を与えます。ヨーロッパやアメリカでは、既にたくさんの被害報告や研究論文が公開されています。
日本でも各地で風車病患者が多々発生しているのに、なぜ日本社会では風車病が存在しないとされているのか。見えてきました。日本社会はいつまでこんなごまかしを弱者に強制しているのか。衝撃です。
低周波音の被害者となると、耳鳴り、目まい、頭痛などにより生活が一変します。性格の変化、人格の崩壊があります。家族の者でさえ理解できない苦しみに狂います。 重傷者の被害確率は、100人に1人か2人ですが、本人ですら気がつかない脳溢血や心筋梗塞といったリスクを含めると、30パーセントに及ぶと汐見文隆医師などの識者や海外の文献は報告しています。体調のよくない人は被害者と呼ばれる前に亡くなるようです。
行政主導で全国に風力発電の建設が進められている今、被害を隠蔽するためのいろんなトリックが仕掛けられているそうです。
電話でお話を聞いたときは、由良さんが変なことを言われているようにも感じたのですが、この本を読んで、やっとわかってきました。
風車建設に賛成の方もおられるでしょうが、建設を認める前に、ぜひこの本を読んでみてください。風車ができてから知っても、もう遅いのです。
風車を造るなではなく、風車を止めてくれと叫んでいる人たちのことがやっと少しわかってきました。私たちは元々自然界の動物ですから、絶えず襲ってくる不自然な音や振動に耐えられないのでしょう。恐ろしい話です。
「風力発電を地域から考える全国協議会(風全協)」全国組織立ち上げ 元稚内市議ら
- 2022-05-24 (火)
- くまもりNEWS
風力発電の大規模開発をめぐり、立地地域の住民らが5月15日、全国組織「風力発電を地域から考える全国協議会(風全協)」を設立した。
3道県6団体と、8道県8団体に所属する個人会員で発足。今後、団体間での情報共有や問題提起をはじめ、地域の特性を生かしたエネルギーのあり方を考えていきたいとしている。
風力など再生可能エネルギーをめぐっては、菅義偉前首相が2050(令和32)年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を宣言。
政府は「再エネの主力電源化」を掲げ、昨年10月の新たなエネルギー基本計画で2030(令和12)年の電源構成に占める再エネの割合を最大38%に引き上げた。
この流れの中、陸上、洋上の各風力発電計画が大規模化。
風の適地の関係から、稚内など北海道北部で今後さらに計約900基の風力発電計画があり、同一地域に事業者が集中している。このため景観や自然破壊、健康被害などをめぐって、地域住民との合意形成が全国各地で課題となっている。
風全協への連絡は、メール(zenkoku.huryoku@gmail.com)へ。
昨年7月には太陽光、風力発電の大規模開発をめぐる全国組織「全国再エネ問題連絡会」が発足。40団体が参加し、今回の風全協と重複参加もある。風車病に苦しむ風全協の佐々木邦夫共同代表で元稚内市議(54)は、「再エネ連絡会との連携も検討していきたい」と話す。
再エネ連絡会の山口雅之共同代表(64)も「方向性は同じ。大同団結したい」と述べて、今後の連携を歓迎した。
熊森より
熊森は、今、日本で取り返しのつかない再エネ森林伐採が進んでいることを危惧しています。法整備が遅れているため、これらの森林伐採は今のところ合法です。よって、地元の人たちだけで森林伐採を止めることは至難の業です。裁判しても勝てません。各地で再エネ自然破壊に歯止めをかけるグループが誕生し、みんなで連携していかねばなりません。
法整備は本来、国会議員の仕事です。私たちは、再エネ森林伐採を規制する法律を作ってくださる国会議員を、応援していきたいです。