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カテゴリー「林業」の記事一覧
3月26日 職員研修で林業体験を希望している企業を、お手伝い
6月に予定されている若手幹部研修会で、林業体験をさせたいという企業が熊森本部に来られました。奥山には間伐してほしい山がたくさんあります。スタッフの若者たちが下見に来たので、現地をご案内し、地元の方につなげさせていただきました。3月の末というのに、地元は雪が舞っていました。
6月に最適の皮むき間伐を、くまもり本部スタッフが放置人工林内で実演
どんなに努力しても、過疎化高齢化が進んでいく地元集落。「地元には、チェンソーを使える者も、もうほとんどおらず、地元に山はもう守れない。国民全体で守ってもらいたい。20世紀の人間中心文明は失敗した。これからは、水を制する者が世界を制する時代。水源の確保は、国の重要政策でなければならないはずだ…」地元のリーダーの話す内容は、どれも重く、現実そのものでした。
山は緑であればいいとしか思っていなかった都会の若者たちにとって、考えさせられることの連続の下見だったようです。6月の研修は50名でされるとか。成功を祈ります。
3月21日広島地裁判決 細見谷林道 補助金は違法だが返還は求めず
廿日市の細見谷林道建設問題で、地元西山林業組合への廿日市市からの補助金は公共性が無い、貴重な生態系が残る渓畔林を破壊する事業にも公益性がないと指摘して、地元市民6人が市に対して07、08両年度の補助金計約425万円の返還を求めていた裁判で、広島地裁は住民の訴えを棄却しま した。21日の判決で広島地裁の金村敏彦裁判長は「補助金を出すことは公共上の必要がなく違法」としましたが「交付は20年以上前から続き問題視する声もな く不法行為などはなかった」として、住民の訴えを棄却しました。原告代表の金井塚務さんは「形式的に負けて実質的に勝った。今回の判決は(環境)保全のた めのスタートを切った」と話しました。
2/6、2/16 本部森再生チームが木材市場視察
本年4月から、現在破たんしている国産林業を立て直す目的で林野庁が菅首相当時に策定した「森林・林業再生プラン」が施行されます。この事業は、ドイツ林業をまねて山中に作業道を網の目のように造り、そこへ高額の大型林業機械を導入し、林業の工業化・効率化をはかり、木材自給率50%をめざすものです。
森林という言葉が使われていますが、実際は森のことには全くふれられておらず、官僚の皆さんが机上の上で考えられた「平成24年からの林業再生事業」です。
2005年にドイツを訪れ、すでにドイツ林業について調べていた熊森は、ドイツの平地林業を日本に導入するには無理があるとして、このプランが国に出された2010年、何度もこのプランについて熊森本部で学習会を持ち、熊森林業家会員達の声も聴いて
「このプランが実施されると、いっそう山が荒廃してしまう」
として、何度も何度も上京して林野庁や国会議員に修正を願い出ました。しかし、ほんの一部の提案しか受け入れてもらえず、このプランには今も危機感でいっぱいです。
これまでの切り捨て間伐のみの事業には、もはや国からの補助金は出ません。今春からは搬出間伐を伴う事業にしか林業補助金は出ないのです。
搬出した木材は売れるのだろうか。本部森再生チームのメンバーから8名が、木材市場を見学しました。
この日の原木の中値は、スギが1㎥が約9000円、ヒノキが1㎥が約18000円で取引されていました。価格は低迷したままでした。買い手のつかない原木もありました。今春からどんどん間伐材が市場に出て来ると思われますが、需要が無ければ山積みされていくだけです。どうなるのでしょうか。
熊森は、複雑極まりない自然界のしくみを知らず、大切な国民である野生鳥獣や現場作業員の声を無視した工業化林業をめざすこの国策の結末を見続けていきます。
群馬県 「学術捕獲名でツキノワグマを有害駆除許可」 に対する群馬県支部の取り組み
数年前から、わたらせ森林組合及び桐生広域森林組合等から、「熊剥ぎ」による林業被害対策として、熊を有害駆除できるようにしてほしいという請願が、県に毎年出ていました。
今年の6月29日、群馬県がこの件に対して回答しようとしているという情報を得、群馬県支部は、6月27日には電話で、翌日の28日には県庁に赴き、担当部長さんと面会して、今回の有害駆除は前例が無く違法であると訴えました。
しかし、県は7月中旬~8月中旬の期間限定で、桐生市とみどり市において、クマを学術捕獲名で有害駆除する許可をおろしました。
群馬県支部は、すぐにわたらせ森林組合に電話し、熊森の考えを伝えました。そして、7月11日会員6名で現地調査に赴きました。
現地被害箇所2ケ所を確認し、数人の林業家に状況を聞き、わたらせ森林組合の事業課長さんと話し合い、参事さんが用意して下さった被害写真も見せて頂きました。奥山の森林の衰退では意見が一致致しました。特に林業家や課長さんが強調されたのは、多くの林業家が経営が厳しく山を離れ廃業してゆく現在、数少なく残っている林業家も事業としてやっていけない。これ以上クマの被害が続くと森林の手入れを行う人が全くいなくなる、ということでした。熊森としては、「テープ巻等の被害対策には協力する。」「林業家の御苦労は理解するが、クマ捕獲等の対症療法ではこの問題は解決しない」など、話しました。
7月15日、県議会議員から9月の定例県議会に請願すべきではないかとの御案内を頂きました。
7月28日、県自然環境課長さん、担当係長さんに根治療法としての奥山の荒廃の現状とその保全再生活動の必要性を持参資料で説明し、「熊剥ぎ」は熊が栄養採取「ミネラル補給」で行っていると考えられるので、奥山の森林を衰退・枯損から守るために、薬剤散布・樹幹注入でなく炭撒きで酸性化した土壌中和を行い、樹木を再生する必要があることを話しました。学術捕獲は取りやめるべきと要請しましたが、昨年まで毎年県議会に森林組合等から請願が出されていたが却下をしてきた。しかし被害の実態と残された林業家の立場を考えるとやむなく許可することになった、期間は8月末までとするとのことでした。
9月06日、県環境森林部長さん、自然環境課長さん、担当係長さんと話し合う時間を設定して頂きました。
森林衰退・枯損対策等での根本対策としては、現状の「樹幹注入等」対策では結果が出ていないので、熊森群馬が実践してきた「炭撒き」による樹木再生では結果が出ているので、早急に県でも検討し協力して行う事を要請しました。会議途中に林政課の担当室長さんを呼んで頂き「ナラ枯れ・松枯れ」対策を協力し検討することになりました。また、根本対策としての奥山保全再生や「熊剥ぎ」対策を行政・森林組合・熊森群馬等で協議会を持ち、協力して対策の検討を行うことで合意を得ました。
●群馬県庁発表によると、期間中3頭の熊が罠にかかって捕殺されました。
9月07日、県議会議長あてに県議会議員2名の紹介を得て、松枯れ・ナラ枯れ対策や、野生動物達との食い分け・棲み分けができる「将来の群馬県民が安心して生きられる県土づくり」を求める請願を請願書として締切日直前でしたが提出を致しました。
以上がこの問題に対する群馬県支部の対応の経緯です。
●熊森の各支部は、地元や行政に足しげく通って、熊森活動を推進しています。会員のみなさん、応援してあげて下さい。
かつてクマたちの国だった紀伊半島最奥地の植林地を調査
かつては修験道の山で、普通の人は入れなかった紀伊半島最奥地の山々を地元の林業家の方に案内してもらいながら調査しました。よくぞこんな奥地にまでと信じられないほど、スギの人工林で埋まっていました。しかし、植えてはみたものの、林業不振で林業撤退者が続出。このあたりでもかつて30軒あった林家ですが、今では1軒になってしまったそうです。しかも、その残された林家の方も、経営は苦しく、親から林業を継いだことを後悔しているということでした。民主党が国会で成立させた「森林・林業再生プラン」について感想を聞くと、こんな急峻な山奥で大型林業機械なんて入れられないし、路網整備も山崩れの元だし・・・ここらでは無理という事でした。日本ではこのような急峻な山がほとんどなのですが。国はどう考えているのでしょうか。熊森は、林業家のためにも、このような最奥地は、野生鳥獣たちに早急に返してやるしかないと考えます。
100年スギの人工林です。手も入れてきたし、木は良く育っています。しかし、搬出コストを考えると赤字になるので、伐り出せないそうです。「こんなことになるなんて・・・」案内して下さった林家の方は落胆しておられました。
民間のスギの植林地や国による分収造林地が山奥の奥まで続いています。林業家としてがんばって間伐して手を入れて来られたそうですが、林業地としてもうあきらめておられる感じでした。
何カ所か、スギの木の皮がはがされていました。クマなのだそうです。このあたりのクマは、皮をはがした後をかじるのではなく、爪で無数にひっかくことがわかりました。地域によるクマ文化の違いです。この木はもう材としてはだめだそうです。(搬出できない場所なので、どうせ売れないのですが)このように皮はぎのある地域では、クマは林業家の敵です。ここでも、くくりわなにかけて、猟友会に撃ってもらっている林業関係者たちがいるそうです。2年ほど前、この県の林業家の皆さんにお会いした時、今でも、林業を守るため、クマをわなにかけて次々と獲っていると教えてくれました。県の有害駆除数発表は毎年ゼロですと言うと、誰も届けませんからという答えでした。この国では、野生動物保護のためのチエック機能がないので、紀伊半島のクマは絶滅危惧種であっても、殺され続けているのが現状です。本来、環境省が調査し、指導すべきなのですが、日本の環境省は、わたしたちが何度訴えても、違法捕殺を調べようとしません。国民はこの現状を知るべきです。
針葉樹でほとんどが埋め尽くされた山の中には、動物たちの食料がありません。しかし、山林所有の境界線上にだけ、境界が分かるように、ブナやミズナラの巨木が残されていました。その1本であるトチノキに、最近クマが登った跡がついていました。実もない時期です。花でも食べに来たのでしょうか。人間に追い詰められたクマたちが、ここにはまだ風前の灯状態で間違いなく残っている。胸が騒ぎます。熊森としては、このあたり一帯の罠を撤去し、植林地を強度間伐で自然林に戻したいという強い衝動に駆られました。野生動物たちが山から出て来て農作物被害を起こすと怒り狂っておられる方々に、奥地のこの現状を、一度見て頂きたいです。戦後人間が行った森林破壊を見て、それでも一方的に動物たちを責められますか。
国や行政は、動物たちを殺すことしかしない。もうがまんならない。国の対策は間違っている。県民が声を挙げよう。和歌山県で、熊森協会の支部結成が進み出しました。
大阪府 木材総合センター 林業地 視察
熊森活動を進めていくうえで、林業の実態を見ておくことは大切です。
7/21(木)、林業従事経験のある本部スタッフが大阪府会員とともに、大阪府の林業の実態を見るため、大阪府森林組合木材総合センター及び、周辺山林を視察しました。
大阪府森林組合は平成13年に府内16の森林組合が合併し、設立されたものです。現在、大阪市の本店、豊能支店、三島支店、南河内支店、泉州支店と木材総合センターで構成されています。
木材総合センターは大阪府唯一の木材市場で、月2回木材市(主にヒノキ)が開催されるそうです。木材平均単価は(1m3)22,000円。それに対して平均搬出コストは11,000円(1m3)かかります。手数料等を引くと、山林所有者に還元されるお金はほとんどないということでした。このことは山林所有者が積極的に山林に手を入れることができない大きな原因となっています。大阪府内で純粋な林業(木材生産)が行なわれているのは、和泉地区と河内地区の2箇所くらいで、林業だけで生計を立てている人はゼロに等しいそうです。
今回視察した山林は120haとまとまった人工林で、戦後に植林された林分が大半を占めるヒノキ中心の単層林でした。昨年、熊森が大修正案を出すも、残念ながら原案のまま国会を通過してしまった、林野庁の「森林・林業再生プラン」の施行に向けて、幅3.5mの路網整備が着々と進められていました。
ここの山林は、道路を造れば木材の搬出も可能で、山の斜度もそれほどでもありません。規模、路網の整備状況から、大阪府における「森林・林業再生プラン」の路網整備・高性能林業機械による搬出間伐の見本林のような位置づけになっていることがわかりました。
こういう場所では今後、「森林・林業再生プラン」を反映した、大型林業機械を導入した林業のためだけの施業が効率的に進められていくのでしょう。林業従事者の方から、いろいろと貴重なお話を聞くことができました。ありがとうございました。
民主党の森林林業再生プランである拡大路網で、山が一層荒廃していく
- 2011-06-15 (水)
- 林業
国産材50%自給を目指すという民主党の森林林業再生プラン。まず、国の補助金で、大型林業機械を入れるための道を1ヘクタール当り30~100メートル(条件により異なる)造ることになりました。拡大造林の後は、拡大路網、大伐り出しというわけです。
詳しい人に聞くと、山は水脈も複雑で、どこに林道を造ればいいかは大変難しく、本当は山のプロが必要だそうです。ところが、日本にはそういう人がほとんどいないので、突然大量の道路を造るように言われて、現場では、多くが山のことなど知らない土建業の方が造っているのだそうです。
水脈が断ち切られて、あちこちから水が噴き出していました。このような道路から山が崩れ出すそうです。ああ、危険危険。
実際は、横に立派な道路があるのに、間伐がなされていない人工林でいっぱいです。熊森は、国の補助金は、道路造りより、まず、道路横の放置人工林の間伐に使うべきだと考えます。そして、林道造りには、山を深く知る山造りのプロが携わってほしいです。
森林組合員が語る日本の森の現状
- 2011-03-11 (金)
- 林業
3月26日に日本熊森協会本部にて阪神南地区・神戸地区の合同定例会があり、講師として森林組合の方が約2時間お話し下さり、参加者一同、大変参考になりました。
以下、当日の内容をまとめたものです。
●<補助金漬けの森林組合>
本来、森林組合は、組合員(山林所有者)からの委託により山林の手入れを引き受け、組合員は搬出した木材の販売利益から組合に作業費として一部を支払うことで成り立つ。しかし、国産林業が成り立たなくなった今、現在は行政からの補助金を頼りに存続しているのが実情。このような事態になっているというのに、森林組合は一般企業なら当たり前の「営業」努力もせず、公務員と同じ体質になっている。
●<過酷な作業現場>
海外から大量に木材が輸入されるようになり、日本でのスギ・ヒノキ材の市場価格が低下。森林組合では、高い人件費を支払うため、作業効率を上げることによって対抗。1日で100本の木を切り倒すようになどのスピードが、森林組合員に求められている。そのため間伐作業現場では事故が絶えず、年間、何件もの労災事故が発生している。
●<森林法の一部を改正する法律案(2011年3月末国会で審議中)に絶望>
改正案は、拡大造林の後の拡大路網(木を伐り出すための道路造り)を全国で一気に進めようとする「森林・林業再生プラン」(林野庁)を推進するためのもの。しかし、急斜面の多い日本の山では、新たに林道を作っても、雨雪によりそこから山がくずれる。常にメンテナンスが必要となる。現在林道がない場所の多くは、急斜面や山の尾根で、林業に適していない所が多い。そんなところに林道を作っても、作業は困難、採算も取れない。現場を知っている人なら容易に理解できるはずだ。「森林・林業再生プラン」で、5~10年後に日本の森林ははもうぼろぼろになってしまうだろう。日本の森林法は、戦後の施行から大幅改定がなされておらず、環境への配慮がない。森林組合で働く多くの人たちは「これで日本の森は、もう終わりだ」と感じている。
●<見習うべきドイツの森林法>
ドイツでは、国内北部に比べて南部の方が標高が高く傾斜がきつい。そのようなところには補助金が増額されるなど、地域に沿った法律になっている。樹木の管理も樹径で行なわれるため、個々の山林に応じた作業ができる(日本は樹齢で管理するので、地域差に対応できない)。また林業従事者の教育も行き届き、自然環境に対する配慮が現場作業員にも徹底している。
(看板の内容)「森林は、降った雨や雪などが一度に流れ出るのを防ぐとともに、地下水として貯え、徐々に流出させることにより、雨 が降らないときでも川の水が涸れないようにする働きをもっています。このような森林の働きを特に発揮させるために指定されているのが、水源かん養保安林で す。」
●<「水源かん養保安林」の驚くべき実態>
「水源かん養保安林」の実態が、一面に針葉樹の人工林ということはよくあること。森林組合が、行政から頼まれて、ここの森林整備をしている。
皮肉なことに、ここでは保安林以外の場所が、多様な植物に覆われて豊かな植生を保ち、高い保水力を誇る。
●<森林組合員たちに期待できない>
公務員化してしまった森林組合員たちには、現状に対して声を上げ立ち上がる意志は、もはやない。森林組合は林業はするが、森は守れない。日本の森の危機を多くの国民に伝えたい。自然保護団体に期待したい。
森林・林業再生プラン(林野庁、平成22年2月)
http://www.rinya.maff.go.jp/j/seibi/sinrin_seibi/pdf/4.pdf
森林法の一部を改正する法律案(農林水産省、平成23年3月1日)
http://www.maff.go.jp/j/law/bill/177/index.html
国内森林の47%を占める保安林 実際、保安林はその役目を果たせているのでしょうか
- 2011-02-27 (日)
- 林業
日本国内の森林のうち、47%が保安林に指定されています。保安林に指定されると、自由に木を伐れなくなりますが、固定資産税が減免されたり、間伐費用が公費で補助されるなど有利です。分収造林地には、ちょうどいい制度です。保安林に指定するための項目は17ありますが、水源涵養目的が71%、土砂流出防備目的が19%で、このふたつで保安林面積の90%を占めています。一体、保安林とはどんな山でしょうか。
一般的には、保安林といえば広葉樹の自然林を想像される方が多いと思います。しかし、実態は、保安林の多くはスギなど針葉樹の人工林なのです。
福島県で水源の森づくりが実施された場所の写真を会員が送ってくれました。元々広葉樹の自然林(写真①)だった場所をスギの人工林(写真②)にすることが水源の森づくりで、写真の山も保安林に指定されていました。(針葉樹の造林地の看板(写真③)には、水源林をつくる緑資源造林とある。)
森林法の改正で、今後も林業用地として使用する保安林は強度間伐を入れて下草が生えるように整備し、林業に使えそうにない保安林は本来の広葉樹の自然林にもどすと決めれば、森の動物たちが大喜びするだけではなく、本当の意味で、水源涵養、土砂流出防備になります。
国会で森林法改正案への議論展開中 熊森、自民案を評価
これから「森林・林業再生プラン」が始動することになります。それに伴って今、国会では「森林法」の改正案が議論されています。熊森内部でも法律の専門家と森林法の勉強会を重ねてきました。その結果、熊森は、昨年末、自民党の勉強会が出してこられた改正案を評価しています。この案を読ませていただくと、高市議員らが、日本の森林の将来を真剣に考えておられることが伝わってきます。
高市早苗議員コラムより
熊森はこれまでの活動や林業関係者等の聞き取りも加味して、森林の水源涵養や土砂流出防備機能を重視するために、今後、保安林を広葉樹林化することなどを入れた森林法改正案を国に提案しています。