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2011-09-27

くまもり田んぼの生育具合を確認

自然農塾後半期のスケジュール
お申込は本部事務局まで。多数のご参加をお待ちしています!

9月19日
自然農塾の有志11名で稲の生育ぐあいを見に行きました。
小雨が降る中、稲は品種によって分けつにばらつきがあり
コシヒカリは残念ながら1~2本ぐらいの分けつしかしておらず
収穫量は少なくなりそうです。
黒米はしっかり分けつしており、少しほっとしました。
午前中は草刈をして、午後からは地元の岸本さんに後期の日程の
調整などの相談にのっていただきました。
これからが、収穫、脱穀と楽しい作業が続きます。

「手で一本植えをした苗が何本にも分けつしている稲のすごさが印象的でした。
とても不思議だったのが同じ種類の稲でも植えた場所によって分けつ具合が違っていた事です。
土手さんに聞いてみると、その要因の一つは苗を植えた時の土の深さだそうです。
深すぎても浅すぎても分けつが上手くいかない。私は自然農塾への参加は今年が初めてだったので、苗を植えた時は「植える深さはこのぐらいでいいのかな?この一本がちゃんと稲穂をつけてくれるのかな?」と恐る恐る植えていました。
苗が成長して分けつをするイメージがやっとできたので、来年に活かせそうです。
これからの収穫や脱穀が楽しみですが、来年また一本植えをする時が今から心待ちに思います。
エミ」
自然農塾後半期のスケジュールも決まりました。
多数のご参加をお待ちしています!

くまもり秋の講演会① 10・16橋本淳司氏講演会のお知らせ

「安全神話が崩れたのは原発だけではない、“水”もである。」(橋本淳司氏 最新著書より)

「水と人間」をテーマに、現地調査や執筆や講演に日本全国、全世界を駆け回っていらっしゃる、気鋭の水ジャーナリスト橋本淳司氏の
講演会がついに西宮市で実現!

全生命を支える水を守るために、3.11後の日本で私たちに求められていることは何か。皆で考えましょう!
一人でも多くの方にご参加いただきたい必聴の講演会です!

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橋本淳司氏 講演会「世界的な水争奪戦と日本の水問題」

世界的な水争奪戦に、日本は巻き込まれています。
3.11以前、日本には2つの水の危機がありました。水源林の問題と水道経営の問題です。それに加えて3.11以降、放射性物質の問題が加わりました。こうした問題について具体的に解説するとともに、いま私たちができることについてお話いたします。

と き:2011年 10月16日(日)14:00~16:30(13:30より受付開始)

ところ:兵庫県西宮市民会館 大会議室101
(兵庫県西宮市六湛寺町10-11 TEL (0798)33-3111)
阪神西宮駅「市役所口」改札北へすぐ
JR西宮駅から西徒歩約10分

受講料:会員・一般 1,000円  大学生以下無料

申込み:日本熊森協会本部事務局
電話 0798-22-4190
FAX  0798-22-4196
E-mail event@kumamori.org
※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
Webサイト申し込みフォームからもお申込みいただけます

主催 : 一般財団法人 日本熊森協会

後援 : 兵庫県、西宮市教育委員会

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橋本淳司氏 プロフィール

ジャーナリスト、著述家。水をテーマにしたルポやエッセイなどを多数執筆するとともに、水に対する興味や関心が高まるよう各地の学校で「水の授業」を行っている。現在、東京学芸大学客員准教授、日本水フォーラム節水リーダー。「みずのがっこう」副校長。

著書に『「放射能汚染水」「水不足」「水道停止」安全な水はどう確保する?』、『日本の「水」がなくなる日―誰も知らなかった水利権の謎』(主婦の友社)、『67億人の水「争奪」から「持続可能」へ』(日本経済新聞出版社)など多数。

(本部)兵庫県井戸知事に、クマの個体数調整を導入しないよう意見書を提出

<兵庫県第3期ツキノワグマ保護管理計画作成に当たっての意見書>

昨年度お会いした折、クマの人里出没問題を、できる限りクマの身体及び生命に負担をかけない方法で解決するのが望ましいという人道的判断をお示しくださったことに、感謝しております。

クマなどの野生鳥獣とかれらの棲む豊かな森を未来永劫に残すことに成功するために、第3期ツキノワグマ保護管理計画作成にあたって、以下のことを考慮してくださるようにお願いします。

(1)個体数調整名目の捕殺を取り入れないこと

研究者や捕獲業者は、個体数調整の導入を主張しますが、自然界では、野生動物の生息数は増減を繰り返しながらバランスをとっていきます。人間が捕殺により野生動物数を思い通りに一定数に保つことなど、元来不可能なことで、終わりのない泥沼の事業となります。共存は、棲み分けによる不干渉によって初めて実現できるもので、何の問題も起こしていないクマまで山の中で捕獲して、個体数調整名目で捕殺するのは残酷です。真の共存とは程遠いものです。個体数調整は、人道上からも絶対に認めないでください。

(2)現行の捕殺に至る4段階を、以前の5段階にもどす

昨年度のクマ70頭もの大量捕殺は衝撃でした。捕殺理由を入手し、全頭について読ませていただきましたが、この程度のことでなぜ殺さなければならなかったのか、理解に苦しむものがほとんどでした。

昨年度の反省の上に立って、今後、安易な捕殺が2度と行われないよう、現行の捕殺に至る4段階を、以前の5段階にもどしてください。

(3)イノシシ捕獲用檻のクマスルー化を徹底する

昨年度、イノシシ檻に誤捕獲されて放獣されたクマが、111頭もの多数にのぼっています。これは、兵庫県がイノシシの捕獲用檻のクマスルー化を徹底させていないことが原因です。費用対効果の面からも、イノシシ檻のクマスルー化を徹底させるための予算をつけてください。

(4)全く進んでいない、人が壊したクマ生息地の森の復元・再生を、早急にすすめる

クマ生息地の人工林率はどこも高く(宍粟市73%、朝来市66%、養父市61%、豊岡市44%など)て、人工林率40%で絶滅に向かうと言われるクマには、棲みづらい限りです。兵庫県はこの10年で人工林面積の3分の1を間伐したことになっていますが、2割という弱間伐だったため、現地林内はほとんどが砂漠化したままで元の木阿弥、下草すら生えておりません。5年間にわたる緑税の野生動物育成林事業も、餌場づくりにはなっておりません。動物が山に帰れる森造りを、至急進めてください。

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