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2011-02

日本の宝、泡瀬干潟を後の世に受け継ごう!

どこにでもある人工ビーチ(埋立地)で二流の観光地を造るよりも、生物多様性日本一の干潟で沖縄市固有のどこにもない本物の海を後世に繋げていくために、工事の取りやめを要求する「アピール文」への賛同者を「泡瀬干潟を守る連絡会」が募っています。
貴方の名前、団体名での賛同をお願いしていますので、是非ご協力ください。

ご賛同下さる方は、下記より内容をご確認いただき、賛同のご意思をメール・FAX・お電話で「泡瀬干潟を守る連絡会」までお知らせください。
アピール文
泡瀬干潟を守る連絡会Blog

詳しくは、泡瀬干潟を守る連絡会のHPまで。

沖縄の原生林を皆で守ろう!やんばる森での米軍ヘリパッド建設取りやめ要求署名にご協力ください。

沖縄県のやんばるの森にある人口160人の高江町で米軍のヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)建設が強硬されようとしています。やんばるには亜熱帯自然林と渓流が残っており、4000種を越える野生生物の生息地となっていて、動物11種と植物12種はやんばる地域の固有種です。レッドリストに指定されている生物たちの調査がされることなく、森を破壊し、大規模な米軍訓練施設を建設しようとしています。
私たちの命を支えてくれている大事な森。
そしてその森を守る沢山の動植物たち。
なんとしても守りたい。
皆様、是非ご協力ください。

・映像『やんばるからのメッセージ』
http://www.youtube.com/watch?v=5sS7aesBipU
高江の事を10分にまとめています

今、国から妨害行動をしていると住民が訴えられている(!)んですが、裁判中なのに夜中に工事を強行しようとしたりと危ない状態が続いているそうです。
・映像『闇夜に襲いかかる米軍・沖縄防衛局』

2010/12/22早朝の強行工事の様子 2分30秒

・サイト『やんばる東村 高江の現状』
http://takae.ti-da.net/ 

高江現地最新情報はこちらで
・文字資料PDF『Voice of Takae』
http://nohelipadtakae.org/files/VoT2008June.pdf 
高江の基本がわかる文字資料(2008/6/1作成)

署名も集めています。
http://nohelipadtakae.org/files/takae-shomeiApril2010.pdf

************
以下、アメリカ、オバマ大統領にあてた、やんばるヘリポート建設取りやめを要求する電子署名はこちらから:
http://bit.ly/dITDgH

Stop building USmilitary helipad and save the Okinawa forest!

Dear Mr. President Obama,
オバマ大統領 様

Okinawa people need your help.
沖縄の人たちに貴方の助けが必要です。

Japanese government starts destroying the forest for building the US helipad, without investigation of Redlisted animals. Please tell Mr. Kan to stop destroying Okinawa forest.
日本政府は米国のヘリパッドを建設するために森を破壊し始めています。レッド・リストに指定された動物の調査をすることなくです。どうか菅さんに沖縄の森の破壊を
やめるように言ってください。

There is Jungle Warfare Training Center of United States Marine Corps (7,500 ha) in the area called Yanbaru %u2013 Northeast mountain side of Higashi and Kunigami village, Okinawa. Subtropical natural forest and mountain stream remain, and the area provides habitats for over 4,000 species of wildlife. 11 animals and 12 plants are peculiar to the Yanbaru area.
沖縄の東村と国頭村の山の北東側のやんばると呼ばれる地域にアメリカ合州国海兵隊のジャングル戦闘訓練センター(7500ヘクタール)があります。亜熱帯自然林と渓流が残っており、4000種を越える野生生物の生息地となっています。動物11種と植物12種はやんばる地域の固有種です。

A large number of Threatened Species are listed in the Red List, 188 species in Okinawan Red List, and 177 in the Red List of Environment Ministry. Jungle Warfare Training Center and the Yanbaru Forest around the center have quite important natural environment and biodiversity
including numerous endemic, endemic subspecific, and threatened species.
レッド・リストにはたくさんの絶滅危惧種が挙げられており、沖縄レッド・リストには188種が、環境省のリストには177種が入っています。ジャングル戦闘訓練センターとセンターを囲むやんばるの森は極めて重要な自然環境を保持し、多くの固有種、準固有種および絶滅危惧種を含む生物多様性を保っています。

%u3000Northern half of the Jungle Warfare Training Center is scheduled for retiring to Japan. However, the construction of 6helipads (75m in diameter) and roads are required in return. If the helipads are constructed and military exercises carry out, it is considered to have
serious adverse effect on forest and the wildlife living in the area. Okinawa People call for the cancellation of helipads.
ジャングル戦闘訓練センターの北半分は日本に返還されることになっています。しかし、それと引き換えに六つのヘリパッド(直径75m)と道路の建設が要求されています。もしこれらヘリパッドが建設され軍事演習が行われれば、森とこの領域に生息する野生生物に深刻な悪影響を及ぼすものと考えられます。沖縄の人びとはヘリパッドの建設取りやめを要求しています。

Natural environment and the wildlife living in the Jungle Warfare Training Center are of considerable value as World natural heritage. IUCN urged both Japanese and American governments to consider other alternatives, including Zero Option (option of no constriction), also to
set up a protected area and management action plan for Okinawa Woodpecker and Okinawa Rail in the years of 2000 and 2004.
ジャングル戦闘訓練センター内の自然環境とそこに棲む野生生物は世界自然遺産としてかなりの価値を持っています。IUCN(国際自然保護連合)は日本政府と米政府両方にゼロオプション(建設しないというオプション)も含めて別の代替案を考えるよう、また、ノグチゲラとヤンバルクイナの保護域と保護行動計画を2000年から2004年の間に策定するよう、強く促しました。

The government should also call off the helipads constriction plan to the security and tranquil life of the people who lives in Takae, Higashi village, situated next to the helipads.
政府はまた、ヘリパッドに隣り合わせの東村高江に住む住民の安全と静謐な生活のために、ヘリパッドの建設計画を撤回しなければなりません。

Sincerely yours
敬具

<署名法>
すべて半角ローマ字で。
Prefix:敬称。Mr. Ms. Mrs. Dr. から選ぶ。
First Name:名
Last Name:姓
don’t display my name私の姓名を表示しないで:ならチェックを入れる。
Email:メールアドレス
Country:国を選択
Street Address:區町名番地
City:市
ZipPostal Code;郵便番号
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※※※※※※※※※※※※※※※※

3月20日 山梨県・宮澤正義先生講演会

地震後の交通等規制のため延期となりました。

2011 年3 月20 日(日曜日)
13:30~15:30/質疑応答~16:30 終了
山梨県職業能力開発協会(山梨県中小企業人材開発センター)
甲府市大津町2130-2 *アイメッセ山梨すぐ側
参加無料
小学生の高学年からお聴きになれる内容です。

「初めてわかった、クマの本当の姿」
かつて森の王者といわれたクマが、いまや絶滅寸前。地球上の生物多様性が猛スピードで失われているいま、人間と野生動物の「真の共存」についてお話しします。
人間が入ることなどほとんどなかった数十年前の長野の山奥で、宮澤先生は1日山に入ると、20 頭のツキノワグマとすれ違っていたと言われます。無数のクマに合ったけれど、何かしてきたクマなど1頭もいませんでした。人間よりも大きくて力も強いのに、なんて平和的な動物なのだろう。宮澤先生は次第にクマに魅せられていくようになり、後年、10 頭のツキノワグマと自宅の500坪の庭で20年間、家族同様に暮らされることになるのです。一緒に暮らしてみて、はじめてわかるクマの本当の姿。クマの優しさ、賢さ、がまん強さ、飼い主に示す深い感謝の念に、敬意すら抱かれるようになっていかれました。

【宮澤正義先生 プロフィール】
野生動物研究者(ツキノワグマ研究第一人者)
1927 年、長野市生まれ。長野電鉄勤務、水稲・リンゴ栽培の農業のかたわら、野生生物及び生物環境学を研究。
主な著書に『ツキノワグマ日記』『クマと暮らして』
『クマは警告する』『家族になった10 頭のクマ』。

【主催】 日本熊森協会 山梨県支部
【申込・問合せ】
Tel.090-8348-4067(岡)
090-3137-7856(清水)
FAX.055-266-5095
E-mail rightstaff_akemi@yahoo.co.jp

宮澤正義先生講演会チラシ(参加申込書)

山形県の森と熊保全のため、皆様ぜひご協力ください!

1月24日のくまもりNEWSで皆様にもお知らせさせていただきましたが、「クマノイ(胆嚢:漢方薬として高く売れる)が一番大きくなっているときに狙って行われる、県内でのツキノワグマの春季捕獲(春グマ狩り)の中止」や「増大しているナラ枯れ・ブナ枯れの対策強化」などを求める、熊森山形県支部の要望書への賛同者が、どんどん増えています!
賛同してくださった皆様、本当にありがとうございます。
八木支部長は2月16日、山形県の特定鳥獣保護管理検討委員会で、県に提出予定ですが、まだまだ賛同者を募っています!

賛同してくださる方は、ぜひ、
http://kumamori.org/files/5812/9587/1717/山形県知事等への要望書.pdf
より、要望書をダウンロードの上、賛同署名をして八木支部長宛にお送り下さい。
(できるだけ2月15日必着でお願いします)

自然保護に県境はありません。皆の力で、日本の熊と森を守っていきましょう。ご協力よろしくお願いいたします!

兵庫県が「ツキノワグマの大量出没の要因と対策を考える」シンポジウムを予定

兵庫県が「ツキノワグマの大量出没の要因と対策を考える」シンポジウムを開催されるそうです。私たち県民が知りたいのは、「ツキノワグマの大量出没の要因」ではなく、「ツキノワグマの大量捕殺の要因」です。大量出没の原因は、山に食糧がなかったからで、そんなことは誰でもわかっています。
2004年2006年にも同じような山の実りの大凶作とクマの大量人里現象が起きましたが、わずかなクマしか殺されませんでした。なぜ、2010年は、こぐまも含め70頭ものクマが殺されねばならなかったのか。1頭1頭の捕殺理由を読ませていただきましたが、なぜこんなことで殺されねばならないのか、わたしたちには理解できません。
シンポジウムのプログラムにずらりと並んだ大学の研究者たちを見て、野生鳥獣たちが、本来の生息地を人間に壊されて生き残れなくなっている今、兵庫県に必要なのは、森林動物研究センターではなく、森林動物保護センターであるとつくづく思います。
以下、シンポジウムの概要です。

開催日時2月27日 13:00-17:00
場所:兵庫県立美術館 ミュージアムホール
主催:兵庫県森林動物研究センター
■プログラム
1. 出没及び被害の発生状況と対応
(稲葉一明 森林動物研究センター森林動物専門員)
2. 生息環境と堅果類の豊凶
(藤木大介 兵庫県立大学講師/森林動物研究センター研究員)
3. 捕獲個体の栄養状態と繁殖状況
(中村幸子 兵庫県立大学客員研究員/森林動物研究センター協力研究員)
4. 生息動向の推移と個体数推定
(坂田宏志 兵庫県立大学准教授/森林動物研究センター主任研究員)
5. 行動特性と出没との関係
(横山真弓 兵庫県立大学准教授/森林動物研究センター主任研究員)
6. パネルディスカッション

参加費無料です。参加希望者は、2月18日が申し込み期限です。ご都合のつく方は是非ご参加頂き、兵庫県が今後どのように自然保護に取り組んでいけるか、県民、国民、一有権者として是非共に考えて頂けたら嬉しいです。

兵庫県が国に「夜間狩猟特区」などを申請して却下されていた

兵庫県自然環境課が環境省に申請して却下されていた事項を、環境省のHPから見つけ出してびっくりしました。いずれも野生鳥獣の大量捕殺を促進させるためのものです。

①特定の鳥獣保護区で、冬場、シカ、イノシシを罠で獲っていいようにしてほしい。

②銃所持許可者に対して、狩猟免許技能試験の一部を免除していいことにしてほしい。

③シカ害が大きいところでは、夜間の銃猟を認めてほしい。

さすがの環境省も、生息環境の攪乱につながる恐れがあると却下したそうです。環境省に拍手するとともに、兵庫県民として恥ずかしいです。以前、担当部署に、野生鳥獣を敵視して捕殺を進めることしか考えないタイプの人がついていたとき、どんどん野生鳥獣の捕殺が暴走していきました。野生鳥獣にも生存権を認め、共存していこうというタイプの人が部署についたときは、荒廃した山を復元して山に動物たちが帰れるようにすべきだとし、できるだけ野生鳥獣を殺さない方向に舵がとられました。行政の全ての部署は、人間のために存在しています。せめて、自然環境課だけでも、自然や野生生物の立場に立って、発言できる人をあてていただきたいものです。

わたしたちは、兵庫県庁の自然環境課のどなたがこのような環境省もあきれて却下するような案を出されたのか、知りたいです。そのような案を出してきた人がいた場合、自然環境課として押さえられなかった組織のしくみも、知りたいです。これまで日本一のクマ保護先進県であった兵庫県が、2010年度、子グマまで殺す70頭のクマ大量捕殺県に転落したのと関係がありそうな気がしてきました。

兵庫県「夜間狩猟特区に」 環境省「生息環境乱れる」

2011年第2回神奈川県くまもり会員のつどいのお知らせ

来る2月11日(祝日)午前11時から、「麦っ子畑保育園」にて、神奈川県支部結成に向けての2011年第2回神奈川県会員のつどいをもちます。
自然食パン工房からお弁当(700円相当)を注文いたしますので、事前にお申込みください。(小麦アレルギー等でパンが召し上がれない方は、お弁当をご持参ください。)

お問い合わせ先:
日本熊森協会 本部事務局
TEL:0798-22-4190
FAX:0798-22-4196
Email:contact@kumamori.org

当日連絡先:
TEL:046-255-7087
麦っ子畑保育園 大島 貴美子
〒252-0015
神奈川県座間市南栗原1-4-2
TEL&FAX: 046-255-7087
http://www.mugikko.org/
アクセス地図
最寄り駅・相鉄線「さがみ野駅」
より徒歩20分。もしくは、タクシーにて約5分。
*駐車場はございます。事前にご連絡ください。

動物たちの森を壊して植えたスギ・ヒノキの分収造林、全国で破たん  滋賀県など債権放棄

琵琶湖の水源涵養のためという名目で、林野庁の勧めで、1965年、滋賀県と下流の府県や市がお金を出し合って、滋賀県造林公社を設立。琵琶湖周辺の山の自然林を伐採して、跡地にスギなどの林業用の苗木を大々的に植えました。50年後、苗木が育ったら伐採して材木を販売。収入を山分けしてもうけようというもくろみでした。しかし、今、伐採予定の時が来たのに、材木価格の下落により、伐採して運び出しても伐採費用や運搬費用を差し引くと、収益が出るどころか赤字になるだけ。収益を山分けするどころか、出資金1円だって返ってきません。

滋賀県は仕方なく、この度、滋賀県造林公社とびわこ造林公社に出してきたお金のうち、769億円(県民ひとりあたり5.5万円)を、放棄することにしました。下流域府県もそれぞれ2公社に出してきたお金を放棄することにしました。森の動物たちから生息地を奪った戦後の拡大造林政策が、人間にも損害をもたらしただけであることを思うと、滋賀県嘉田知事が言われるように、国の責任には大きいものがあります。私たち国民としては、専門家や行政の偉い人たちが考えたことでも大失敗することがあるということを、肝に銘じて頭に叩き込んでおくべきです。それどころか、地元の農林業者がわたしたちに、「戦後、国の言うとおりしたら、全部失敗した」とよく嘆かれることの意味を考えねばならないと思います。

今さら林野庁を責めてみても、しかたがありません。熊森は、こんなことになったのは、拡大造林や分収造林に反対しなかった全国民の責任であるととらえています。問題は、この後どうするかです。今後荒廃した山が引き起こすと予測される大災害の頻発を防ぐためにも、放置人工林の強度間伐を公共事業で早急に進め、人工林の3分の2は、真の水源涵養のためにも針広混交林の自然林に再生させて、今、集落周辺に出てきている動物たちが帰れるようにしてやってください。残りの3分の1の切り出しやすい場所では、林業用に森林整備を行ってほしいです。熊森はもちろん、このための協力を惜しみません。琵琶湖の水を使っている近畿2府4県の府県民のみなさんもきっと協力して下さると確信します。
滋賀県嘉田由紀子知事「破綻は国の責任」

2月2日 河島英五記念基金から熊森に寄付金贈呈 於:奈良市

2月2日、河島英五さんの奥様がされている奈良市のTENTENCAFEというお店で、待ちに待った河島英五財団からの寄付金贈呈式がありました。寄付金を贈呈していただくことへの感謝はもちろんですが、河島英五さんの残された3人の子供さんがどんな方たちなのか、とてもお会いしてみたかったのです。

写真左から、長女河島あみるさん(女優)、次女河島アナムさん(歌手)、長男河島翔馬さん(歌手)

みなさんおきれいで、明るくて、見るからに人柄がよくて、本当に素敵な方々でした。納得。1年のうち200日は仕事で家を空けておられたという河島英五さんですが、子どもたちはみんなこんなにまっすぐ育って、そろいもそろってこれまた親思い。自然が好きで自然を心から愛していた父を思い、自然保護団体や音楽を志すひとたちに、毎年こうやってお父さんの名前で、寄付金を贈呈されているということです。親を親とも思わない若い人たちが増えている中で、亡くなられて10年にもなるお父さんをこうやってずっと顕彰し続けている子供たちがいる・・・これだけでも、感動で胸が熱くなります。
お店の中は、熊森本部や奈良地区の会員の皆さん、その他関係者の方々で満席でした。贈呈式が終わってから、次女のアナムさんが、「ツキノワグマのおかあさん」という自作の歌を初めて披露してくださいました。森山会長は、歌が始まる前から、もう泣いていました。アナムさんは、去年の秋、テレビで、2頭のこぐまを連れた母グマが、道路の真ん中を堂々と歩いている姿を見られて、母グマが、「わたしたちクマにも生きる権利がある」と主張していると感じ、感動で一気に歌ができてしまったそうです。多くの皆さんに、聞いていただきたい歌です。なんとうれしいことに、この日、3兄弟全員が、熊森会員になってくださいました。

冬ごもり中に聞き取り

熊森には、クマが冬ごもり中にしておかなければならない仕事がたくさんあります。その一つが聞き取りです。熊森本部は、連日、手分けして、いろんな人たちに会いに行っています。「クマのため人のため全生物のために、クマの棲む豊かな森をこの国に残そうと活動している実践自然保護団体の日本熊森協会です」と名乗って、聞き取りを始めます。被害を受けた方からは、「帰れ」と罵声を浴びることも覚悟の上の訪問です。

しかし、今回お会いした方々は、「阪神間から来たのか。遠いところからよく来たね」と、みなさん大変親切にして下さり、被害状況なども詳しく教えてくださいました。田舎には、まだまだやさしい方々がたくさんおられる。胸がいっぱいになりました。いろいろと現地で聞き取りをしてみて、来なければわからないことがたくさんありました。熊森は、これからもますます現地現場主義でいこうと思います。

熊森スタッフがこうやって各地を訪問できるのは、会員の皆さんの会費の一部を交通費に使わせていただいているからです。会員の皆さんに感謝です。

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