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2012-05-17

自然農塾 苗床作り 2012年4月29日

田んぼでの作業2回目の今回は、苗床作りです。
4月1日に整えた田んぼは良好でした!

まず苗床に使うモミを選びます。
水の中にモミをいれて、水に浮かない中身のつまったものを使います。

田んぼの隅に苗床として使用するスペースを決めて、
表面をクワで浅く削りとります。

そこにモミを撒きます。
自然農では、田植えの時に苗を一本ずつ植えるんですね。
そのため、撒いたモミが重ならない様に手で広げます。

上から土を被せてクワで押して・・・・

さらにワラを敷きます。

鳥よけとして周りに細い枝をさして糸も張ります。
鳥さん食べないでね。

苗床ができあがりました。

苗床作りは「ていねいにやる事」がとても重要な作業で、
参加者の皆さんは前回よりいっそう真剣に取り組まれていました。

これから苗の成長が楽しみですね。

次回5月27日(雨天決行)は

苗床の草取りと一部田植え、田んぼの周りに大豆を撒く作業をします。

(苗は地元の方が育ててくれたものを使用します)

自然農塾では、
「この作業の時は、ちょっと興味があるから行ってみたいな。」
「忙しくて全部は参加できないけど、行ける時は行ってみたい。」
と思っている
単発での参加の方もお待ちしています。

一回につき  受講料 500円   交通費1000円  です。

車の手配がある為、お申し込みは3日前までに
下記までお願いします。

日本熊森協会事務局
〒662-0042兵庫県西宮市分銅町1-4
TEL:0798-22-4190
E-mail: contact@kumamori.org

5/13 くまもりの動物の棲める森再生実験地でのメンテナンス作業(兵庫県但東町)

雪がとけたので、本部森再生チームが、植樹地・間伐地の見回りを開始しました。

①飛散している資材の回収

②カキにつけたヘキサチューブを一部外す

③雪で倒れた鹿よけの金網を起こす


④皮むき間伐地では、スギが少しずつ枯れ出し、山にゆっくりと光が入り始めました。順調、順調。

⑤この日参加した森再生チームは会社員など、10名。ボランティア活動にいい汗を流しました。

みなさんも、森再生チームに参加されませんか。

5/12  進む、本部のチェンソー講習会

去年末から始まった本部のチェンソー講習会が、順調に進んでいます。今のところ、まだ卒業生は3名ですが、今年中に20名の卒業生を誕生させ、本部だけで今年中に人工林の2000本のスギを伐採して、山を自然林にもどしていく予定です。地元の方々も、間伐しても良い山を次々と提供して下さっています。

もう国が動き出すのなど、待っておれない。山が崩れるなど、取り返しのつかないことになる前に、間伐してしまおう。一般市民が立ち上がっているのです。国民のみなさん、応援してください。

5月12日 チェンソー講習会ステップ②の一場面
於:兵庫県宍粟市

日本の森を蘇らせたい、動物たちが人里に出て来て殺されなくてすむように、帰れる森を復元してやりたい・・・自分には何の利益にもならないことのために、毎回、会員のみなさんが、自費で参加費を払って参加してくださっています。

みなさん純粋で一生懸命だからでしょう、本部指導者も驚くほど早く確実に、参加者の腕があがっていっています。

この後の5月のチェンソー講習会の予定は以下です。一応チェンソーは使えるけれど、この際、しっかり基礎から勉強し直しておきたいという方も、ご応募ください。

5月17日(木) ステップ②
5月19日(土) ステップ③
5月24日(木) ステップ②
5月26日(土) ステップ①

スギの人工林を皆伐し、実のなる木を奥山に植樹 (ライオンズクラブ)5月13日

くまもりの活動に賛同してくださった大阪のライオンズクラブのみなさんが、実のなる木の奥山植樹会を企画して下さいました。くまもりは、全面的に準備・協力させていただきました。とても楽しい植樹会となりました。

人工林伐採前のイメージ写真(近くの、スギ未伐採地)

スギ伐採後、明るくなった斜面にシカよけ網をパッチ状に張って造った植樹地  網の目が小さいのは、シカが角をひっかけて動けなくなり死んでいくのを避けるためです。


サルナシ(=コクワ)を一生懸命植えていた8歳の小学生  この日は、ウワミズザクラやヤマブドウなど、実のなる木をいろいろと植えていただきました。

「毎年、実のなる木を少しずつでも植え続けていきたい」植樹を楽しんでくださった参加者のみなさんの感想です。

国は、餌を求めて人里に出て来た野生鳥獣を効率よく捕殺したり、かれらが人里に入ってこないように柵を設けたり・・・人間を守ることにしか取り組んでいないと言っても過言ではありません。

こんななかで、まだまだ目に見えないような小さな流れですが、動物たちが山から出て来なくてもいいように、昔のような餌のある森を復元・再生してやろうという一般国民によるやさしい取り組みが兵庫県の奥山で実施されたことは、本当に心温まります。みなさん、ありがとうございました。

日本では、農薬ネオニコチノイドの規制なし (農林水産省農薬対策室)

農水省の担当部署に、電話しました。

くまもり「ネオニコチノイドは、日本でよく使われているのですか」
農薬対策室係官「カメムシやウンカ、ツマグロヨコバイを殺すために、農薬のネオニコチノイドは大変効果があり、田んぼなどでよく使われています」
くまもり「ハチが消えて、果樹園が困っておられますが」
農薬対策室係官「ハチが消えたこととの関連は、まだよくわかっておりません。ダニやウィルスによってハチが消えたという説もあり、現在調査中です」
くまもり「疑わしきは規制となりませんか。ヨーロッパでは使用禁止だそうですが」
農薬対策室係官「まだ結論は出ておりませんので、使用禁止にはしません」
くまもり「戦後、松枯れ対策に、膨大な薬剤の空中散布が行われてきましたが、山の中のいろんな虫たちを大量に殺しただけで、松枯れは止まっておりません。農薬会社が潤っただけです。疑いが起きた時点で、すぐに止められないのでしょうか。いまだに山に松枯れ対策として薬剤を空中散布していますよ」
農薬対策室係官「そちらの方は、林野庁の担当ですので」
くまもり「ありがとうございました」

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