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2012-10

有害駆除されたヒグマの肉が、ペットフード会社におろされている

北海道のある町の担当者に、有害駆除されたヒグマの大きな体は、あとどのように処理されているのか、電話でたずねてみました。

 

一部は研究用に試料として行政が取り、次に、ハンターが欲しいものを取り、残された体は、ペットフード会社に払い下げているということです。

 

兵庫県では、駆除したクマの体は研究に利用した後、以前は冷凍保存していたが、最近は焼却処分にしているということです。シカやイノシシに関しては、ペットフード会社が何社も入り込んでおり、ペットフードになっているということです。

 

ある県の人からの内部告発では、そこの町では、クマの有害駆除個体は焼却処分されていますと行政によってうたわれていますが、実際は、クマノイなどを売って、猟友会の支部の資金源にしているということです。行政の人たちは、猟友会の支部長からの接待を繰り返し受けているということです。実際ここでは、熊森の支部員たちが、たまたま山に入って調査中に、焼却処分していないことを目撃して、本部に報告してきています。この町では、警察も、新聞記者たちも、ニコニコして駆除されたクマ肉を分けてもらっているところを、熊森支部員たちが目撃しており、どこに訴えればいいのか分かりません。

 

 

北海道ヒグマ哀れ 知床でも、大量駆除

北海道のヒグマの推定生息数は、1771頭~3628頭といわれてきました。(2000年調べ)

 

担当部署である道庁自然環境課(011-231-4111)に問い合わせると、昨年の2011年度、届け出があったものだけでも698頭が有害獣として駆除され、127頭が狩猟で獲られ、計、825頭(統計史上2番目に多い)が、殺されたそうです。

 

今年はすでに9月末までに、416頭が有害獣として殺され、今は、10月1日~ら1月31日までの4か月間の狩猟期に入っているそうです。こんなにヒグマを殺してしまって、今年、狩猟を禁止されないのかたずねると、そういうことは考えていないということでした。(自然環境課が考えなくて、どこが考えるのでしょうか。哀れ、北海道のヒグマ)

 

それよりも、推定生息数が間違っていなかったか、もっと多かったのではないかと、調べ直すそうです。調査の精度を高めるため、採取したヒグマの体毛をDNA鑑定して個体 を識別する「ヘア・トラップ法」の導入も検討しているということです。(ヘアトラップ法で、ヒグマの生息推定数など出るわけがない。研究者や業者が論文を書いたりお金を貰ったりして喜ぶだけだと、私たちは思います。行政のみなさんは、多くの国民の税金を使うのですから、他県の失敗から学んでいただきたいと思います。)

 

知床でも、今年多くのヒグマが殺されました。

斜里町・・・有害駆除15頭。うち、世界遺産地域内2頭。

羅臼町・・・有害駆除45頭。うち、世界遺産地域内20頭。

世界遺産地域内で、ヒグマの駆除をここまでするのなら、世界遺産返上も考えねばならないのではないでしょうか。いったいどうしてこんなにヒグマが殺されねばならないのか。当協会顧問の門崎博士は、1週間の予定で、知床調査に出られました。報告を待ちたいと思います。

 

 

 

10月7日  祝 宮城県初 くまもり会員のつどい

今年、仙台市青葉区の広瀬川河川敷で、親子グマが目撃されました。大きな木に登っていた子グマは、ハンターによって撃ち落とされました。母グマは、見失われました。

 

何もしていないクマに、何ということを!

 

この殺処分を受けて、宮城県の会員が、みんなで集まろうと、動きだしました。

 

●呼びかけ人のハガキの言葉

「くまもり宮城県会員のみなさん

今年7月29日早朝、仙台市中心部の自宅の近くで、消防車のサイレンが鳴り響きました。親子グマの出没があったからです。木に登っていた子グマは射殺されました。この出来事は、私にはクマからのサインにも思えました。

宮城県では、今年、クマの目撃が、例年の3倍にもなっているそうです。今、私たちは、行動を起こす時ではないでしょうか。当日は、森山会長も来てくださいます。会長のパワーに触れ、クマと人が平和に暮らせる明日を、いっしょに創造していきませんか」

さっそく、宮城県会員を中心に、JR仙台駅近くの会場に、20名が集まりました。

 

森山会長のお話を聞いた後、自己紹介などをおこないました。

 

一昨日アメリカから帰ってきたばかりという会員は、「あちらでは、クマは害獣扱いをされておらず、どこの山に行っても、ここはクマの棲むエリア。立ち入る人間側に、気を付けるべき行動は何々」と、記されていたという報告をされました。

 

その後、どうしたら宮城県のクマたちが殺されなくなるか、みんなで考えました。とりあえず、ドングリを集めて山に持って行ってやろうという意見も出ましたが、宮城の山を調べている方が、今年、コナラとか結構、ドングリが落ちている。山形のように、ナラ枯れも進んでいないという報告をして下さいました。では、なぜ、クマたちが山から出て来るのかわからなくなりました。

 

とにかくみんなで山に行って調べだそうということになり、山に詳しい人を中心に、さっそく、行動計画が練られました。次の日、有志で山に行き、10月14日は、山に詳しい方の案内で「クマの生態を知るツアー」を実施し、生息地の山を見てから、クマに詳しい方を訪れて、お話を聞くそうです。

 

クマと森を守る活動、宮城でスタートです。

全国の会員のみなさん、くまもり宮城を応援してあげてください。

 

 

 

動物の棲める森再生・・・静岡県トラスト地人工林部分で400本間伐

この度、林業の経験がある3名の熊森本部スタッフ(3名とも30代)は、10月3日4日5日の2泊3日で、静岡県浜松市佐久間町にあるトラスト地(=渡辺保護区)内にある人工林の強度間伐に行ってきました。

 

この山は、元静岡テレビ社長が所有していた山で、294haもの広さがあり人工林の部分もかなり含まれています。地元の森林組合が、静岡県の「森の力再生事業」を使って、2010年に一部の人工林部分に縦に列状間伐を入れてくださいました。今回は、その場所に横列状の間伐を入れ、結果、7割間伐ぐらいにして、自然林を再生させようというものです。

 

トラスト地に向かう道中、この前の台風で山が崩れて抜けたところを、車窓から見ました。人工林の崩れやすさを再確認しました。

 

 

奥山保全トラストのトラスト地到着

列状間伐実施地には、少し、潅木などが生えて来ていましたが、表土があまり残されていないせいか、思ったほども森の再生が進んでいませんでした。

間伐実施跡地には、アセビ、シキミ、ススキなど、鹿の食べないものばかりが生えていました。鹿の糞があちこちに落ちていました。きっと、いろいろな植物が、日光を浴びて発芽したであろうに、鹿に食べられて枯れてしまったんだろうと思われます。この後、自然遷移をたどって、ゆっくり森に戻るのを待つしかありません。

地元の森林組合が実施してくださった縦列状間伐地

今回の僕たち3名の任務は、上写真の列状間伐地の左側に残された真っ暗なヒノキ人工林を、7割間伐して帰ることです。

 

現場①間伐前

↓間伐後

 

 

現場②間伐前

↓  間伐後

鹿が伐採跡地に入りにくいように、伐採した木はわざと枝も払わず、現場に放置しておくことにしました。終わってみると、見違えるほど山が明るくなっていました。これで森の再生は、さらに進むと思われます。間伐見本を示せたので、この後、会員の皆さんが寄付して下さった基金を使って、地元森林組合に、今回自分たちがやったような7割間伐を、順次お願いしていくことになりました。

 

熊森のミッションは、各地の奥山に、動物たちの棲める森を再生し、今、集落に出ている野生動物たちが山に帰れるようにして、地元の方にも、動物たちにも喜んでいただくことです。

 

自分たちの力で、少しでも山を自然な姿に戻すことができたと思うと、林業をしていた頃とは違い、清々しい気持ちで帰路につけました。

 

写真では見えないと思いますが、ヘルメットには熊森のロゴが付いています。また、僕たちの着ている制服の胸に、日本熊森協会という名前が、刺しゅうされています。僕たちは、熊森のスタッフであることを、日々誇りに思っており、どこへ行っても、隠さず、「日本熊森協会です」と、正々堂々と名乗っています。

 

地元調査やクマ生息地の方々との対話結果・・・集落は至る所クマの痕跡。住民感情は、クマがこわい。動物の棲める森再生には、大賛成。

夏から秋にかけて調査した奥山にはクマの痕跡はなかったのに、今回訪れたこの町では、ほとんどの集落でクマの痕跡を確認することができました。カキやクリの木に出来た熊棚、カキの木に登ったあとの真新しいクマの爪跡、フン、足跡など、集落の中まで、至る所に、その痕跡は見られました。

 

今回まわった町では、52名の方々とお話しさせていただきました。多くの方々に共通するのはクマが怖いという訴えです。実際に目撃していなくても、クマの痕跡をみつけたり、夜中に民家の裏の柿の木の枝を折る音が聞こえると不安になるようです。

 

私も、夜、宿泊場所から車を止めている所まで物を取りに行くとき、笛を吹きながら歩いたのですが、その辺にクマがいるかもと思うと怖かったので、少しわかるような気がしました。

 

しかし、クマは昔から山に住んでいるので見守ってやろうという方もおられて、そういう方とお話しできるとほっとしました。

 

クマに関して知っていただき、人身被害を防ぐためのチラシも配布してきました。

 

 

地元の方の中には、都会からきてクマ守れなんて好き勝手なことを言うなと感情的になる方もいらっしゃいました。しかし、そういう方にもチラシを見ていただきながら「なぜクマが出てくるのか」ということを説明し、人工林を伐採してクマや野生動物が住めるような実りの多い山を再生したいという説明をすると、理解して下さる方がたくさんいらっしゃいました。

 

有害獣として駆除するための捕獲罠を探しましたが、クマ捕獲用としてはこのドラム缶オリ一つだけでした。クマの目撃は、夏、多かったけれど、最近は、あまり見かけないという集落もありました。クマたちが山に帰っていたらいいのですが、捕殺されてしまったのかもしれません。

シカ・イノシシ用の捕獲罠はいたるところに設置されていました。

捕獲罠の中にはヌカが入っているものが多く、ピーマンが入っているものもありました。イノシシ用でしょう。

住民の方と話していてもクマの話がいつのまにかシカやイノシシの農作物被害の話になっていることも多くあり、被害の深刻さも伝わってきました。

 

 

まちがってか、アナグマがかかっている檻がありました。逃がしてやろうと思ったのですが、檻の開け方が分かりませんでした。声をかけましたが、死を覚悟した動物の習性でしょうか、遠くを見つめたまま、見向きもしませんでした。

 

 

今回地元に聞き取りに行ってみて感じたことは、住民の方にとって大事なのは穏やかに暮らせることであり、クマをはじめとする野生動物が、昔のように山から出て来なくなればそれで良いということです。

 

 

人間の開発や人工林のせいで住み処がなくなり、動物たちが集落に出て来ざるをえなくなっていることは、多くの方が理解しておられました。行政が伐るように指導したカキの木でも、そこのはクマが食べたらいいから、伐らないでやってくれとみんなで頼んで伐らなかったというお話も聞きました。

 

 

またある集落では、罠にかかったクマを殺してくれとみんなで言ったのに、行政が、殺してばかりではいけないと言って放獣したという話も聞きました。

 

 

今後は区長さんを中心に集落ごとに話をしていき、どうすればクマが山から出て来なくなるのかを、同じ日本国民として、地元と都市で一緒に考えていきたいと考えております。そして今できる活動である電気柵の貸し出しや、山中でのクマの餌場づくりをさせていただける集落を一つでも二つでも増やしていきたいと思いました。

 

クマ駆除を止めるため・・・くまもりは、山の実り調査やクマ生息地の方々との対話を進めています

野生動物が悪いわけではないのに、農作物被害問題などを、野生動物を殺処分することによってしか解決しようとしないわが国の現状に、わたしたちは 20年前、人間として胸を痛め、責任を感じ、異議を唱え、立ち上がりました。物言えぬ最弱者である野生鳥獣に心を寄せる生き方は、人間社会をもやさしく住 みよいものにすると信じます。

 

また、絶対的弱者に寄せる深い思いを失った文明は、目先の欲望だけで環境を破壊し続け、やがて滅びることを、私たちは知っています。生き物たちへの畏敬の念を取り戻そうというくまもり活動は、人類の破滅を回避するために私たちが起こした活動でもあります。

 

しかし、行政に訴えても訴えても、わが国では、野生鳥獣の命が、ますます軽くされていく一方です。

 

今 年も各地でクマをはじめとする野生鳥獣の駆除が暴走しており、どうしてこれを止めようかと考えた結果、地元会員の勧めや協力もあって、くまもりスタッフが、地元に短期間滞在して、山の 実り調査や住民の方々との対話をこれまで以上に拡大していくことになりました。(本当は、くまもりスタッフが地元に住むのが一番いいのですが、まだまだ小さなボランティ ア団体ですので、残念ながら、そこまでの力はまだありません)

 

9月の末から10月の初めにかけて、何度か、クマの目撃情報が多い地 域に出かけて、調査や聞き取りを行ってきました。夜には、地元会員たちが、くまもりスタッフの宿泊場所にお酒を持ってきてくれ、長時間語り合ったりもしました。

 

敬意を持って、現地 から学ぶ。これが、熊森発足以来の森山会長の指導であり、熊森活動の鉄則です。

 

地元会員のつどい 2012、7、15

【参加者募集中!】11月4日(日)第6回くまもり東京シンポジウム

第6回くまもり東京シンポジウムのお知らせです。第6回のテーマは「原発事故後に考える自然といのち」。今回は、 「原発のウソ」の 小出裕章先生(京都大学原子炉実験所助教)にご講演いただきます。ご家族、友人、お誘い合ってみなさんでぜひご参加ください。お待ちしております。

当日チラシはこちら【pdfファイル 1.02MB)】

ホームページからのお申込みは、こちら

 

 

プログラム/

1.今年の奥山状況(日本熊森協会本部)
2. 小出裕章先生 基調講演
「日本の自然と原子力」 90分
3.小出先生と若い世代との対話
日時/ 2012年1 1月4日(日)13:00~16:30  受付開始12:00

会場/ 日本赤十字看護大学(広尾キャンパス)「広尾ホール」(定員600名)

参加費/ 1,000円 (当日受付にてお支払いください)

主催/ 一般財団法人 日本熊森協会

 

 

原発事故から1年半経った現在でも、原発や汚染状況がどのようになっているのか、動植物に何が起きているのか分かっていないのが現状です。森や動物、私たち人間が今後も生存していくにはどうしたらいいのか、東京から発信していきたいと思います。

 

★お申込み先 ホームページからのお申込みも可

日本熊森協会本部事務局 (定員になり次第〆切)
TEL: 0798-22-4190 / FAX: 0798-22-4196

秀作 NHKテレビ ダーヴィンが来た 生き物新伝説「知床ヒグマ親子 番屋に大集合」

10月7日NHKテレビで夜7:30から、約30分間放映された上記番組が、非常にすばらしかった。くまもり会員はみんな見ておくべきだという声が、顧問の先生などからも相次いで入っています。

 

NHKに再放送の予定を問い合わせたところ、10月12日(金)ゴルフ番組を予定しているが、もし雨で流れたら、10月12日(金)16時5分から再放送する。実現しなかった場合は、再放送予定は未定とのことです。

 

NHKオンデマンデを使えば105円で10月21日までなら、ネット視聴できるそうです。

 

もし、録画されていた方がおられたら、本部までお知らせ下さい。

マテバシイのドングリが落ち始める

9月末から、落下第1号、待ちに待ったマテバシイのドングリがやっと落ち始めました。このドングリの原産地は、九州南部や南西諸島と言われています。しかし、今では東京や千葉の野山でもふつうに見られます。マテバシイは人間が食べてもおいしくて食料になりますから、きっと昔、祖先が各地に植えてまわったのでしょう。私たちもフライパンで炒って食べてみました。ピーナツのようにおいしかったです。このように、わたしたちが自然だと信じているものでも、すでに人間によって攪乱され終わった生態系であることが多いのです。

 

マテバシイのドングリは、砲弾のような形をしています。受粉してから、2年目に成熟します。当協会はこれら都会の公園で集めたドングリをうまく使って、今年、食料がなく、おなかをすかせて山から出て来ては連日大量に殺されているクマたちを1頭でも救おうと、あの手この手で取り組んでいます。当協会は当然ながら、クマたちの棲む豊かな森を復元・再生する活動に全力を挙げて取り組んでいるのですが、こちらの方は結果が出るまでには長い年月がかかります。(今日も、奥山人工林の強度間伐に、スタッフたちが出かけています)

山の凶作年、飢えて山から出て来ては目の前で人間に殺されていくクマたちを助けていかないと、クマの絶滅は止められません。

 

ドングリはとてもかびやすいので、拾った後は、ビニール袋からすぐに出して、段ボールなど紙の箱や袋、網目の物に入れて保管する必要があります。下の写真が、マテバシイです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

ワシントン条約とクマ(トラフィックイーストアジアジャパン HPより)

 

1992年から、クマ科はすべての種がワシントン条約の附属書に掲載されています。
ツキノワグマは附属書 I 。ヒグマはブータン、中国、メキシコ、モンゴルの個体群と、亜種であるヒマラヤグマが附属書 I で、ほかは附属書 II に掲載されています。
生きたものはもちろんのこと、毛皮、クマノイ、などの体の部分やそこからできる製品など、いかなる部分の国際取引も、なんらかの形でワシントン条約の規制の対象になります。

 

<熊森から>

ワシントン条約がクマを取り上げたのは、人間によって、地球規模でクマが絶滅しかけているからです。人間側が、クマたちにとびきりのやさしい気持ちを持ち、生きとし生ける者の仲間としてクマたちと共にこの地球上で共存しようと決意しない限り、絶滅は止められないでしょう。クマたちを失った時、わたしたちは保水力豊かな最高の森を失うのです。

栃木県内のある新聞の、県内の今年のブナ・ミズナラといったクマの食糧は比較的多いという記述に、 熊森会員が疑問

栃木県会員から、記述に疑問があるとして、10月3日付けの栃木県内某新聞記事のFAXが送られてきました。

<この新聞記事の疑問に思った部分>

今年、栃木県でのクマ出没が多発しているが(すでに捕獲46頭)、宇都宮大学の教授の発表では、今年はブナやミズナラといった食糧は比較的多く、出没増加の原因ははっきりしないという。・・・

 

さっそく、会員が、新聞社に電話したところ、この新聞社では、記者につないでくださり、記者さんと色々話せてとてもよかったということでした。

 

<熊森本部からも、栃木県庁担当者にに確認>

栃木県庁

●高原地域のブナ・イヌブナは宇都宮大学に調査を依頼した→並作(枝についている数を見ただけで、シイナ率までは見ていない)

 

●それ以外の山については、栃木県庁が調査

ミズナラ・コナラ→不作

 

栃木県内のクマ推定生息数 85頭~323頭、今年すでに猟友会には、狩猟自粛を通達済み

捕獲したクマを放獣してあげたいが、放獣させてくれる所がないので殺処分しているということでした。

 

新聞記者も、県庁担当者も、大変丁寧に誠実に対応してくださいました。こんな人たちが増えてほしいです。若い記者さんは、もっとしっかり取材して記事を書くべきだったと、反省されていました。

 

この国をいい国にしたければ、気づいた国民が、もっともっと勇気をもって、いろんなところに声をあげていくべきだと思います。

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