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2010-10-19

SOS① 今年はなぜか、山に木の実ゼロの異常事態が・・・  食料を求めて人里に出てきては、クマが連日、捕殺されている。 これでは、クマが絶滅してしまう! クマは多くの地域で絶滅危惧種なのです。 日本の水源の森を造ってきた動物たちの命を守るために、皆さまのご協力をお願いします。

大量のドングリを送ってください!

熊森は、クマたちが出てきている所に、大量のドングリやクリを運んでいます。
近隣地域の学校や公園のドングリを送ってください。
(ドングリ(ブナ・ミズナラは不可)、クリ、カキ、その他規格外果実などをお送りください。)
*兵庫県本部事務所では12月28日着が最終受付となります。

今回のドングリ運びは終了いたしました。

多くの皆様のご協力に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。

SOS②

今年はなぜか、山に木の実ゼロの異常事態が・・・ 食料を求めて人里に出てきては、クマが連日、捕殺されている。 これでは、クマが絶滅してしまう! クマは多くの地域で絶滅危惧種なのです。 日本の水源の森を造ってきた動物たちの命を守るために、皆さまのご協力をお願いします。

熊森は、クマ生息地の役場、猟友会、住民のみなさんの御協力を得て、クマたちが集落に入って来ないように、ただ今、集落の外にクマたちの食料をどんどん運んでいます。これは餌付けではなく、今年のような異常年、クマを殺さずにクマ問題を解決するための緊急措置です。

これ以上クマを殺したくない、クマ生息地の行政、住民のみなさん、クマたちへの食料運びに御協力いただけるのなら、熊森からクマの食料を無料で送らせていただきます。メールや電話で、至急ご連絡ください。非公開、極秘OK。秘密は守ります。

SOS③

今年はなぜか、山に木の実ゼロの異常事態が・・・ 食料を求めて人里に出てきては、クマが連日、捕殺されている。 これでは、クマが絶滅してしまう! クマは多くの地域で絶滅危惧種なのです。 日本の水源の森を造ってきた動物たちの命を守るために、皆さまのご協力をお願いします。

〈求む、不要のクリ、リンゴ、カキ、ナシ〉

熊森は、クマがこれ以上殺されるのを止めるため、商品にならない廃棄処分用の果実を農協や業者の方々から買い取るための緊急予算を組みました。
安く売ってくださる方、または、交渉してそういう方を見つけてくださった方は、至急ご連絡下さい。
クマが集落に出て来ないよう、クマの食料になりそうなものは全て片付けよという行政の指導は間違っています。これではクマは死んでしまいます。
または、街中に出ていくことになります。そうなれば、クマも人もパニックを起こし、人身事故が続発するという、双方に最悪の結果をもたらします。

COP10 – 19日

朝、本部から会長、Aが到着し、会長とTは、世界各国から集まった13人のグランドマザーの公演を聞きに名古屋学院大学の生物多様性フォーラム会場へ。

会議のために来日

「COP10では、利益をいかに公平分配するか、などの話し合いが行われていますが、私たちは大地と天と、動物たち、植物、水、空気・・・すべての存在たちと共に生きているのです。そのことを忘れてはいけません。」

先住民としての知恵を私たちに伝えてくれました。

会長が最後に「今日本の山は大荒廃していて、おなかをすかせて山を降りてきた動物達が次々に殺されています。先住民の皆さんでしたら、どう対処しますか。」

と質問したのに対し、

「山の気候が変われば、どうしているだろう。大丈夫だろうか。私には何ができるだろうか。と問います。」

という返事が返ってきました。

困っている存在が目の前にいて、手を差し伸べることができるのだとしたら、あなたなら、どうするでしょう。思いやりの心はとても大切だと思います。

さて、M&Aはポスターセッションの設置。Kが昼過ぎに本部から到着して、夜の公演の準備に。三重、岐阜、愛知の会員さんたちがヘルプでかけつけてくれてくれました。(ありがとうございます!!)

くまもりブース

突然その場で「声明新しくなったから翻訳して!」といわれて急いで翻訳作業にとりくむT

どれだけ人が集まってくれるかどきどきでしたが、始まるぞという時になって、どどっと人が入ってくれました。

実は、その時になって、プログラムに「ヤングレディーが見たCOP10」なるものが存在することに気づいたM&T。

「え~~~?!私たちも話すんですかー?!」

突然のことにあわてる二人。

相談して、MはCOP10チーフとして、COP10に参加するにいたったいきさつや、目的など。Tは実際にブースを出して、会議に参加しての経過を話すことに。

Mが発表

T発表

会長講演

その後、会長公演。

山が荒廃している現状や、野生動物たちがなぜ山から出てきているのか。私たちの水源の森を守り、再生していくために必要なこと。国にも是非協力してもらいたいこと、など、切々とお話したところ、しきりに涙を拭う親子や、考え込む方、真剣に話を聞いている方、など、最後まで皆さんじっくりと聞いてくれました。

緊急声明発表をするK

そして本当は、環境教育部長のAが紙芝居をする予定だったのですが、会長の熱弁で時間切れとなり、Kが熊森の緊急声明を発表し、残り時間は質疑応答にあてることに。3名の質疑応答の後、インド人のN氏が、インドの例を是非話したいということで、突如プレゼンをすることに。(Tは突然通訳をすることに)

インド人のN氏

インドの大変田舎で、唯一の収入源は蜂蜜という村。ゾウなどの野生動物がいるなか、対策は切ってきた竹を組んで柵をつくること。お金もかからない、動物との共存方法です。動物と共に育てることは、とても幸運なこと。

と、お話されました。

フォーラムには、テレビ朝日の報道ステーションさんが取材に来てくださっていて、その晩、9時54分から数秒放映してくださっていたそうですが、なぜかやっぱり奥山荒廃の話は出ないし、コメンテーターもピンボケしたコメントしていたそうです…。メディアとは、偉大な力をもっていますから、だからこそ、真相を追究して、主観を抜いた曇りない視点でもって、公衆に情報を発信して欲しいですね。

COP10チームより

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